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『三道 竜也の釣行記 8月アカメ遠征編』 (三道 竜也)
多くのアングラーが憧れる日本三大怪魚のひとつ「アカメ」
現在、アカメを狙って釣りをする事が出来る高知県では
シーズンになると全国から夢を追うアングラーが集う・・
昨年の挑戦でアカメのイメージやフィールドの感じ
適したタックルやルアー等は大分見えて来ていた。
アカメの為に準備した一年・・
ついに遠征の日が訪れた。
関東地方に接近した台風9号により飛行機のフライトが
危ぶまれたが、ギリギリ高知空港行きは飛んでくれた。
到着した高知は気持ち良く晴れ、そして熱風吹き荒れる猛暑
ホテルで準備を済ませ、気になるポイントの下調べを行い
当日のポイントを決めた。
夕方ポイントに到着し潮位が下がるのを待つ・・
※参考画像です。
ある程度水位が下がった所で水に入り足の裏で底質を確かめながら
ゆっくりと進んでいく。
ポイントに選んだのは川が合流する地形変化に富んだ場所
ベイトは20~40センチ程のボラ
群れで回遊しているのか時折水面で大きく騒ぐ・・
数時間粘るも反応はない
干潮を迎え気が緩んでいる所で
「ドパッ~ン!!」
自分の5m程先で全身に響く強烈な真空音!
ビッグベイトを付近に丁寧に流し込むがバイトはない・・
30分位アレコレ試してボイルの事を忘れ始めた頃
それは突然訪れた
S字系ビッグベイトをリーリングではなく
リールのハンドルで行うデジマキ風ハンドリング
リトリーブのみに比べダート幅が広がるのと不規則なアクションが
発生させやすいリアクションの釣り。
リトリーブのみからアクションを変更し
「ヒュインヒュイン・・」とダートさせていると
「ガツガツガツガツ!!」
バイトなんてなく突然ロッドが絞り込まれる!
もの凄い重量感とパワー
まるで獣でも掛かってるのかって位の暴力的ファイト。
ボトムは岩がゴロゴロしているので浮かせたいけれど浮かない!
タックルを信じて強引に浮かすと巨大な魚影
「アカメだ!!」
上手く寄せた所を仲間がフィッシュグリップでキャッチ!
透き通る綺麗な赤と
精錬な鱗・・
神々しさすら感じてしまう魚体に暫く見惚れる。
2年掛かって遂に手にしたアカメ
手は震え暫く何を話したか覚えていない・・
しっかりと蘇生をして自分から泳ぎ出すのを待ち
名残を惜しみながらリリース・・
月をこんなに長く見ていたのは何時以来だろうか・・
夢を叶えた喜びと追いかける何かを失った寂しさ
けれど釣りをしていて本当に良かったと思えた。
それではまた次回・・
釣行日 8月23日
釣行場所 高知県 河川
気温 33度
風速 1m
使用タックル
ロッド ソルティーステージKR-Xシーバス「SXSC-802X-BB-KR」
リール レボ・ビッグシューター HS-L
ライン PE 3号
リーダー フロロカーボンリーダー 60lb
使用ルアー ビッグベイト・14cmミノー等
※現在、アカメを狙う上で高知県に訪れる方は非常に多いと思います。
行けば当たり前の様に釣りが出来る今の環境は
地元のアングラーや多くのアカメ関係者の方の
努力によって守られている現状があるのです。
しかし近年、深夜の騒音や駐車問題、ゴミの投棄等も発生しています。
これからもアカメ釣りが楽しめる環境を守る為に
遠征に行かれるアングラーも配慮して頂けると幸いです。
皆の夢の為に・・宜しくお願い致します。
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