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『JB TOP50 2016第一戦優勝 3つのポイント』 (小森 嗣彦)
今回のJBTOP50第1戦早明浦ダム戦、勝因には3つのポイントがあったと思います。
私のこれまでの経験ではプリスポーンのバスはルアーに対してセレクティブで、使うルアーや動かし方によって大きく釣果が分かれてしまうことが多いと感じています。
まずはその釣り方、今回はネイルリグのシェイクで食わせられることに気づいたことが優勝へのはじめのポイントだったと思います。
直前プラの二日目に低気圧の通過が伴い冷たい雨が降ったことで、そのプリスポーンのバスが微妙にポジションを変えました。
ミドルレンジからシャローへウロウロとしていたのです。
雨水の流入とダムの放水で起こるカレント、水温の低下、それから微妙に上下する水位に対してどう動き、どこで釣るタイミングを合わせるか、それが次のポイントでした。
公表されているダムの水位表には夜から朝にかけて放水されることが示されていましたので、私は水温の上がらない朝のうちは中下流域のミドルレンジを1.8gネイルリグで攻め、カレントが弱まり、水温の上がる午後は上流域のカバーを2.6g~3.5gのカバーネイルリグで攻めていきました。
そしてタックルチョイスが3番目のポイントです。
1.8gネイルリグはスピニングタックル、今回はFantasista STUDIOUS STANDUP FSNS-62ULS FSというオカッパリ用に開発したロッドを使用しました。
これはネイルリグにソリットティップで細かいシェイクでアクションを加えつつ、その中にある微小なバイトをまずのせて、そのあと力強いフッキングを決める。
ティップの柔らかさとバットパワー、そしてマス針でもジャンプや口切れによるフックアウトを最大限減らせるスローなテーパーが今回このロッドよチョイスした理由です。
カバーの方は重めのネイルリグで攻めましたが、これはベイトフィネスを想像する方が多いと思います。
しかし、この釣りには私はFantasista STUDIOUS FSNC-67MH MGS FRONTIERというロッドを使用しました。
これはライトテキサスのカバー撃ち用に開発したロッドですが、カバーネイルリグに使用するタイプのフックは実はとてもフッキングにパワーを要し、ベイトフィネスではしっかりフッキングができないことがあるためです。
FRONTIERはティップにルアーをアクションできる程度の柔らかさも持っているのでまさにこの釣りには最適でした。リールはベイトフィネスのRevo LTXです。
初日は1時間ほどでリミットメイク、カバーで入れ替え、二日目はミドルで1本、カバーでリミットメイクから入れ替え、そして2kg近いキッカーフィッシュも取ることができました。
最終日は優勝争いの重圧の中、ミスもありましたがカバーから6本のナイスフィッシュを出すことができました。
前回優勝から6年の少し空いてしまいましたが、トップカテゴリー単独2位の5勝目となりました。
そして今年の年間タイトルレースに大きなアドバンテージになりました。
今回もたくさんの応援ありがとうございました。
あと4戦も頑張って狙っていきますので更なる応援とピュアフィッシング製品を今後もよろしくお願いします。
小森嗣彦
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