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2016/04/19
『DEX開発裏話』 (成田 紀明)
全国のバークレイのフィールドスタッフの皆が様々なロケーションやタックルで釣果を上げてますね。
CR55は「使いやすい!」を全面に打ち出していますので、特殊な状況とテクニックはいりません。
アングラーの自由な発想をアシストしてくれますので、不得意なフィールドは存在しない訳です。
ちょっと裏話
開発中の話ですが、プロト3号機を送ってもらいフィールドへ行きました。
同船者は我がバークレイ開発チーム。
まだまだ完全体ではありませんでしたが、「おっ!」とくる感性がこのAにはありました。
この感覚は非常に重要なのですが、投げ続けて1時間後に素晴らしいバイト!
バスではなく他の魚でしたが、ランディング時にミス……
あえなくAは湖に消えてしまいました。
「…………。」
船内は御葬式モードに突入。
しかもリーダーのI氏は完全に無口になり、その日のテストは終わりました。
夜のミーティングでは「動きが合って来たのでリカバリーは大丈夫です」と
僕が言いながらも、現物ロストは痛かったですね。
「救われた3号機A」
翌日も他の製品テストを順調に進め終了。夕方にマリーナに戻ると
「レンタルのお客様が拾って来ましたよ!」とスタッフから伝えられた瞬間、
チーム全員が笑顔と歓声で盛り上がりました。
確かに
こんな無垢の状態で引っかかってたら「重要製品プロト」とは思いませんよね。
この3号機Aを経て、4号機は超実戦向きなプロトへ進みました。
成田紀明
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