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『三道 竜也の釣行記 8月クロダイ編』
三道 竜也の釣行記 8月クロダイ編
釣行日 8月1日
釣行場所 千葉県 港湾部
気温 32度
風速 2m
使用タックル
ロッド:ソルティーステージPRMフェニーチェ「SPBC-662M-TZ」
リール:レボ・LTZ
ライン:ナノフィルカラード 0.7号
リーダー:バニッシュ・レボリューション 10lb
使用ルアー:ソルトウォーターインチホッグ等
暑い夏シーズンが続いていますが皆さん釣りに行ってますか?
自分は最近フィールドまで5分の所に念願のマイホームを購入したので
殆ど毎日釣りしに行っています♪
そして最近マイブームなのが「ベイトフィネスでの落とし込み」です。
勿論、太鼓リール等の専用タックルではなく
「ベイトフィネスタックル」タックルでしっかり成立出来るのです。
クロダイ(チヌ)を狙う釣り方として伝統とも言える技法「落とし込み」
イガイやカニ等を餌にして独特の太鼓リールを用いた釣りは
今も多くの釣り人の心を惹きつける釣り方の一つと言えます。
この太鼓リールを繊細に操作する事で非常に軽量なイガイやカニ等を
ラインの抵抗を干渉させず極めて自然に落とし込んで行く事で
クロダイの警戒心に触れる事なくバイトさせる事が可能になるのです。
重要なのは「軽量なルアーを自然に落とし込む」事であり
今までの一般的なベイトリールでは2g程度のルアーを何とかキャスト出来ても
ラインテンションを掛けずにフリーに落とし込む事は殆ど不可能でした。
対してスピニングタックルなら軽量なルアーもキャスト出来ますし
ベールを空けていればラインテンションも掛ける事無く
自然にフォールさせていく事も可能なのですが
ベールを空けている状態のスピニングリールでは
バイトがあった際、慌ててベールを戻してフッキングしなければならない為
どうしてもフッキングが間に合わない事も多く
ほぼ全てのバイトがフォール中に起こる落とし込みの釣りでは致命的でした・・
しかしベイトフィネスは
セッティング次第では1g程度のルアーですらキャスト出来てしまう脅威の回転性能。
このリールが登場した事でルアータックルを用いた落とし込みの釣りが
完成したとも言えるのです。
超軽量のルアーをキャスト出来る回転性能はルアーをフォールさせていく時にも
ラインテンションを殆ど掛ける事なく落とし込んでいける為
太鼓リールに迫る極自然なフォールをさせる事が出来る上に
太鼓リールには基本的に出来ない「キャスト」まで出来てしまうので
不用意にクロダイに近づく事無くアプローチも出来てしまうのです。
またフォール中のバイトも回転中のスプールを押さえれば
フックセットする事が出来るので一瞬のバイトも逃さず掛ける事が出来ます。
ファイトに関しても1:1のギア比の太鼓リールに比べ
最低でも5倍以上のギア比を持っているベイトリールは非常に有利ですし
ドラグにクラッチまであるわけですからストラクチャーゲームにおいての
アドバンテージは計り知れません。
つまり条件によっては本式の落とし込みタックルに勝るメリットすら
持ち合わせているのがベイトフィネスなのです。
ルアーに関して重要なのは色や形状よりも「フォール速度と姿勢」です。
岸壁等のストラクチャーで落ちてくるイガイやカニ類を狙っているクロダイは
落ちてくる物のフォール速度や姿勢に非常に敏感で、不自然な速度や
フォール姿勢の物は反応する事は少なく、いかに本物のイガイやカニの様な
自然なフォール姿勢と速度を再現する事が重要なのです。
実際、自分もフィールドで生きたイガイやカニを採取し海に入れて
何度もフォール姿勢や速度は観察した位です。
最初はソルトウォーターインチホッグに1~2g程度のジグヘッドのセットで
殆どのケースに対処出来ます。
基本的に夏シーズンならイガイが付着する様な護岸際や橋脚等でクロダイの姿が
見えるケースも多く、見えなくても怪しい所に落とし込んでいけば大丈夫です。
殆どのバイトはフォール中に起きるのですが手元に「コンッ」とか伝わってくる事は
少なく大抵は沈んでいくラインが止まったり、震えたりと
ライン変化にしか出ないバイトが圧倒的に多いのです。
その為、単色のラインだと変化が分かりづらいのでマーカー付きのラインを
使用する事でラインに出る僅かな変化も、まるで浮きの様に見やすくなるのです。
クロダイとシーバスのポイントは同じ事も多く、今までは眺める位だった
護岸際のクロダイがベイトフィネスタックルの恩恵で
ルアーフィッシングのターゲットとしてアングラーを熱くさせる存在になったのです。
それではまた次回・・
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