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『[琵琶湖のシャローから] 大会から感じる、この春の傾向』 (中村 大介)
みなさん、こんにちわ、中村 大介です。
3月から琵琶湖でも本格的に大会がスタートしました。
こののところの数試合、早春の大会を通しての、僕なりの季節感やこの春の傾向をレポートしてみます。
3/13 NBC京都チャプター 第1戦:1470g(1匹)/9位(60名中)
3/27 琵琶湖オープン 第1戦:No Fish
4/2-3 琵琶湖プロトーナメント B.A.I.T. 第1戦:初日6120g(4匹), 二日目8070g(5匹)/1位(31名中)
まずは5年ぶりにB.A.I.T.で優勝することができました。
僕が参加している大会の中では、もっとも参加者の平均的な技量が高く、また競技時間が長いので、実力が問われるとても面白い大会です。
非常に厳しい展開ながら、何かに後押ししてもらったかのように優勝まで進めました。
応援くださる多くの方のお力あってこそと思っています、どうもありがとうございました。
さて、こういった結果があると「優勝レポート」という形をとるのが普通かと思うのですが、
多くのツキに恵まれた、その二日間よりも、3試合のアップダウンと、そこから自分なりに感じるフィールド概況の方がみなさんへのお役立ちだと思います。
よって、私なりの、今年の琵琶湖のシャローに感じる傾向3点、を書いてみます。
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①絶対的なバイト数が少ない
②釣れたパターンが続かない
③食う地合いが狭い
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①に関しては、各大会の結果をご覧いただければ一目瞭然かと思います。
この時期の大会にしては、シャローで成功している人の割合がとても少ない。
僕自身、プラクティスでもバイト数がとても少なく感じていました(一日で1、2バイトのことが多かった)。
②これは僕自身の成績で言っても、この山あり谷あり、の状態を指しています。
実は3試合とも、ほぼ同じ場所を釣っていますが、それでこの差が生じます。
同様に、シャローを釣っている友人と話をしていても、前週に良かった釣りが全く釣れない、というようなことがしばしば起きています。
③上記のように同じストレッチを釣っていて、一度流したあとに、さらに釣り直したら釣れた、ということがよくあります。
また、ノーフィッシュに終わった琵琶湖オープンでも、メインのストレッチで終了後に友人と釣っていて、彼に魚が釣れたりしています。
地合いが狭いというか、食わせられる幅が狭いというか。
一方で、いいタイミングに釣りをしていると、バタバタと続けて釣れることもあります(BAITがそちらの展開でした)。
この3つの現象は、おそらく共通の原因から生じる結果なんだろうと思うのです。
その原因は
・シャローから見ると供給量が少ないこと=全体的に見て、魚がシャローからディープまで散っていること
ではなかろうか、と推測しています。
供給量が少なく、よって薄く感じるし、逆に入ってきたタイミングではバタバタと簡単に釣れる(だがその再現性が低い)。
裏付けるように、魚を上手に追っているガイドの方と話をしていても、魚が薄い、とか散っている、という話を聞きました。
つまり、どのパターンも決め手に欠いていて、ディープからシャローまで、北から南まで、何をやっても釣れるけれども、何をやっても釣れない、という形になりやすい。
こういった状態が生じている理由は、放水量が少なくて、シャローとディープの水温差が少なかったからとも、
暖冬により、グラス(藻)がかなりの量生え残っているため、とも、その他の話も、聴きます。
これらに関しては僕が検証する術を持たないのですが、ただ、どうも散っているだろうことは、大会での結果を見ていても言えます。
つまり、表彰台インタビューでの釣りがマチマチです(ここまでパターンが明確化しない春は珍しいのではないでしょうか?)。
こうやってレポートを書いている時点で(4/7-8)大雨が降っています。
この一気の増水、濁りでどんな形で変わっていくのか、ここまでの傾向が続くのか、観察していきたいと思います。
春めいてきて、釣り人が増える時期(特にシャローに)です。
お互いにちょっとした気遣いで、気持ちの良い釣りにできますように。
中村 大介
*優勝したB.A.I.Tでの釣りに関しては、こちらからどうぞ(ウエイインと表彰式の動画です)
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