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『三道 竜也の釣行記 7月シーバス編③』 (三道 竜也)
釣行日 7月24日
釣行場所 東京湾港湾部
気温 28度
風速 8m
使用タックル
ロッド プロトロッド
リール レボ・ネオス2500
ライン スーパーファイヤーライン 0.8号
リーダー 試作フロロリーダー 20lb
使用ルアー T-テイル等、各種ワーム
港湾部はイワシの回遊が多くなり
デイゲームが楽しくなってきた東京湾。
しかし今回はあえてナイトゲームでの釣行です。
夏のナイトゲームで苦労するのは
何と言っても夜光虫
ルアーをリトリーブすれば流れ星の様に光り
シーバスの反応を極端に悪くしてしまう・・
夏場のデイゲームが釣れる理由として
昼間も夜光虫は光っているのだろうが太陽の光量の方が
圧倒的に強いので影響が少ない。
そして夏場は夜よりも昼の方が潮は大きく動く事の二つが大きい。
つまりナイトは「夜光虫+潮の動きが少ない」為
かなり苦戦する傾向にあると言える。
さらに夜の港湾部は自分の嫌いな蚊も多い(笑)
しかし難しい釣りも好きなので釣行してみる事に・・
フィールドに着くと潮の動きは少なく
夜光虫もバッチリ(泣)
護岸際をミノーを通していくとキラキラ光るルアーの後ろに
同じくキラキラと光らせながらシーバスが追尾。
勿論食ってはくれない・・
夜光虫が原因で食わせられないのは「光る」からであり
逆を言えば光らなければ食わせられるとも言える。
光らせないコツはワームと漂う様なリトリーブ。
激しく身を振るプラグと違いワームのアクションは
全体的に控えめの為、光りづらく、さらにスローにリトリーブする事で
極力ラインも光らせずに攻める事が出来る。
年々スレていくフィールドではフィネスの重要性を強く感じる為、
繊細な攻めに特化したフィネス用試作ロッドを現在テストしている最中。
今日みたいな日は絶好の(?)テスト日和と言える。
追尾で終わった護岸にワームを入れ漂う様にリトリーブ
明暗の境で軽くリフトさせると「ギラリ」とバイトが見えた。
繊細なティップで絡めて、ベリー部で貫きフッキング完了!
続いては繊細なティップを用いて揺する様にリトリーブ。
動くラインが止まった所でフッキング!
このサイズが相当固まっているらしく入れ食いに♪
入れ食いも当然楽しいけれど
難しいコンディションで釣るシーバスも一匹一匹が嬉しいですね!
それではまた次回・・
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