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『[琵琶湖のシャローから] 京都チャプター準優勝レポート』 (中村 大介)
みなさん、こんにちわ、中村 大介です。
ここのところ、フィールド観、季節感ともに自分なりにはかなりすっきり見えているつもりなのですが、
レポートが少し追いついておらず残念です。
まずは、先日の琵琶湖での試合、京都チャプターで準優勝できましたので、そのレポートからお届けします!
8/23 京都チャプター第5戦
6300g/3本 〜 2位/54名
•フィールド概況
夏めいていて、ボディウォーター沿いカナダ藻内でビッグフィッシュが釣れていた状態から、大雨による増水で魚がシャローにも入ったり、魚が散っている「秋」を感じる状況。
ただし、シャローをずっと流していって釣れるほどの濃さはなく、またビッグフィッシュは極めて限られたスポットでしか釣れない。
また増水した状態から、放水量が増えて、一気に減水しているのもシャローの釣りを展開する上では重要な要素。
当日は久しぶりの夏日、晴天で気温は35度超え。
•戦略
優勝のみを狙って、増水で東岸シャローのヒシモマットに入ったビッグフィッシュを釣る。
ただし定番のエリアばかりのため、狙いは、人のやらない超シャローのみに絞る。
京都チャプターは年間6戦中5戦のポイントで競われるが、ここまで安定したスコアで暫定2位に付けているため、必要なのは大きなポイントのみ、という背景があった。
•当日の展開
朝一から、東岸のヒシモマットへ。
定番の一番釣りたい場所付近には先行者があり。
こういった運任せの要素があるので、定番エリアでの釣りはあまりしたくない、というのはあります。
ただ、今回は、人がやるより相当浅いストレッチで、前日にビッグフィッシュ(60cmオーバー)を釣っていることもあり、人を気にせず、
自分の釣りたいストレッチが空くまで、まずはB級のストレッチから流していきます。
少し長く200mほどを流して、1200gと900g。
その後、狙いたいストレッチが空いたので、釣ってみますが予想外に魚っ気が薄いので、減水の影響を受けて魚が少し動いたと考えて、前日には釣っていなかったストレッチに入ります。
すると、その一番良さそうな一角、水深は30cmほどで浅くとも張り出していて水がいい、ほんの5mほどで、自分でもビックリの5連発!
1kg(リミットメイク)、3kg(入れ替え)、1kg、2kg(入れ替え)、800gと釣って、この時点で6キロちょっと。
この時点で10時ぐらい、その後は入れ替えを狙って、いろいろと釣ってみましたが、g単位での入れ替えが一回のみ。
これではもしかして優勝には足りないかな、と思っていたら、案の定、準優勝でしたが、ただ、一瞬の地合をキャッチできて、自分なりに100点の釣りでした。
釣りとしては、要は、増水でシャローに差した魚が、そんなに数は多くないものの、クオリティーフィッシュ含めて散りながらも存在していて、
それが当日の夏日と減水で外に出かける直前に引っかかって集中した一角を、いいタイミングで釣ることができた、ということだと解釈しています。
•タックル
7.10ft.のフリッピング・スティックにBLACK9、スパイダーワイヤーインビジブレイド65lg。
この組み合わせは、僕が琵琶湖のシャローを釣る場合、90%以上、変わらない組み合わせです。
もはや、手放せない、という言い方がふさわしいかもしれません。
BLACK9のしっかり感、そしてギア比の高さは、フッキング、そして取り込みにおいて優位です。
ピッチングフィールも申し分無し、そして大きなハンドルノブが不意のバイトにおいてクラッチを入れ、糸を巻き込むときに役に立ちます。
そしてスパイダーワイヤーインビジブレイドは、普通のPEとは違います。
熱延伸加工とコーティングにより、ブレイドラインとしては圧倒的なコシがあり、表面が極めてスムースです。
これによって、複雑な植物系のカバーを釣っていく際にも、リグをスムースに送り込むことができます。
特に今回のような、水深がいくらもないようなカバーを釣る際には、リグを投げ上げてボチャンと落としたり、フォール時に植物をガサガサ動かすようではバイト率が下がると感じます。
魚の目の前に、スッとベイトが落ちていき、リアクション気も含めて口を使わせたくて、それが可能になるのが、この糸なんです。
今回のリグは3/4oz, 1oz, 1.5ozのテキサスリグ、ワームはルール上で使えるものにしましたが、
少し濁りが入っていて複雑かつ強めに水を動かせるといい感じだったので、本来だったらパワーホッグも良さそうでした。
この優勝で京都チャプターの年間成績は暫定1位となりました。
ただ、上記のルールのため、実質的にはさらに上位の選手がいますが、最終戦も自分の釣りをしっかり表現してみます。
秋にかかってきた琵琶湖の今後、私はなかなか大変な展開になると予想しますが、こういったときこそ、狙う魚をしっかりイメージすることが大切だと思います。
お互いに、いい釣りを。
中村 大介
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