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『大切なモノ』 (林 健太郎)
幾度かの寒波到来で本格化してきた瀬戸内のアジング。
水温が下がっていくとボトム付近で尺を振り切るような良型アジの回遊が見られます。
寒さが苦手なボクはパズデザインで防寒性を高めて
常夜灯の絡む水深があるポイントへ入ってみるとビンゴ!
尺を超えるアジが手元に「コツッ!」と心地の良いバイトを「ドミナント」が拾ってくれる。
何処のフィールドにおいてもボク自身のパイロット的なルアーになってくれている
『マイクロクローラーアジングカスタム』なんだけど、この日も多くのアジを連れてきてくれた。
このマイクロクローラーなんだけど、「長いからアジが釣れないとか吸い込みが悪いとか」と
耳にしますが結局の所、それらはアジが決める事であってアングラーが決める事の出来にくい所であり、
長い=吸い込みが悪いと言う事は裏を返せば吐かせにくいとも言い換える事が出来る訳で、
全てはアングラー自身の考え方次第でベクトルが変わってくると言う事でもあるのかなぁ・・・
決して3インチと言う長さが気にならない多くのメリットを持っているマイクロクローラー。
例えば形状にしても工夫が見える。
円柱形状が多いストレートワームなんだけどよーく見ると円中では無く菱形に近い形状だったり、
このお陰でアジのバイトが集中するフォールをよりスローに演出してくれる。
また、水の抵抗を受けやすい形状の為、リグの存在を引き立たせてくれる。
さらには幾度となくマテリアルの調整をしてハリもちのが良く、
ズレ難いこれらをクリアー出来るアジの吸い込みを重要視した絶妙なバランスの
ソフトマテリアルを兼ね備えている為、アジも画像の様に折れ曲がった状態で
口に入ってくれる為、バイト時間もより長く深くなると言う事実。
3インチ言う長さだからこそ生きてくる「マイクロクローラー」だったりします。
3インチと言う長さを手にいれたマイクロクローラーですが
決して大切なモノを失っていないと言う事が使ってみるとお分かりいただけると思います。
【タックルデータ】
アジング
ロッド:アブガルシア エラディケーターアジングカスタム511MLS”Dominanto”
アブガルシア エラディケーターアジングカスタム64MHS”Stylus”
アブガルシア レボLT2000SH
アングラーズギア:PSLバッカンM
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