フィールドスタッフブログ
2014/09/25

『[琵琶湖のシャローから] 京都チャプター最終戦 5位入賞編』 (中村 大介)

みなさん、こんにちわ。

今回は、先週末に開催された、NBC京都チャプターでの自分の試合の展開をお伝えしてみようと思います。

NBCチャプター京都 第6戦 下野正希カップ 3130g(2本)- 5位入賞(61名中)

 

[琵琶湖のシャローから] 京都チャプター最終戦 5位入賞編's image(1)

 

前週にプラクティスに入り、その時点ではかなりいい手応えがありました。

シャローには一定レベルで生命感あること、ことに減水中の割には、

結構なインサイドでもバイトがあるのが印象に残りました。

また、また見きり方のポイントの一つとしては、水。

減水などによって変な濁り方が入ると生命感が減りますが、一方で、クリアでも食わせにくいと感じられました。

そんな要素と、さらに試合当日までに減水することを考慮して、6本のストレッチを用意、

5キロ強のスコアをイメージして試合に臨みます。

が、最初の二本のストレッチを釣ってみて、一本いい魚が釣れたものの、雰囲気が悪化していることも感じました。

理由は、単に減水だけでなく、雨不足による、水質の悪化ではないかと、と。

加えて、水温の低下は地合を狭くしているという印象。

さらに釣っていて良さそうなところは、やはり選手も一般のアングラーも多い。

よって、途中からプランを小変更。 予定したストレッチを全て回るのを止め、

ボートポジションを一段浅いポジションに置き、水深にして30〜60cmの

ごくごく浅い場所を入り直しながら丁寧に釣っていく形に。

これはプレッシャーを避けるためでもあるのですが、同時に、タフコンディションにおいて

ルアーを魚の目の前に落とすために魚のポジションを読みやすくという狙いでもあります。

大規模かつ水深があるカバーだと、魚の目の前に落とすことが難しくなる、

つまり魚側でルアーを追ってくれる活性があることが釣れる条件になります。

当日の朝の冷え込みや、その後の快晴からも、それだけの活性はない、という読みでした。

もちろん、水が良さそうであることも前提条件。

それから、こうやって魚の目の前にスルッとルアーを入れて、

リアクション気味に食わせる時に、スパイダーワイヤー インビジブレイドのハリと

表面の滑らかさは絶対なのです、僕なりに。

毎度毎度になってしまいますが、僕の中での強いこだわりです。

そんな展開を粘り強く続けて、その後に、2バイト、1フィッシュ。

都合2本ながら、両方ともシャローの黄色くて筋肉質のいい魚だったので、

3キロを上回わることができました。 ミスバイトの魚はちょっと大きそうでしたが

(フォールで食う時に魚が反転してできた波紋が大きかった)、

全く針のところまで食い込んでいなかったようで、仕方なし。

最後まで、あともう一匹を求めて、緊張感がある中で釣りができました。

届きませんでしたが、いい集中があり、充実がありました。

当日は本当にタフで、強者揃いのこのチャプターでもノーフィッシュも10名以上。

そして、10グラム差ながら表彰台に登ることもできました。が、トップのスコアは立派で7キロ半!

ボディーウォーター沿いのカナダ藻を撃っていくという展開だった模様で、

やはり減水中の展開としては、エリアをポンと沖に出したそのやり方が、

やはり王道だと納得。 ということで、本当にタフな琵琶湖なのですが、

今週来週の雨でまた少し変わるでしょうね。 新たな展開で魚が追えるのがまた楽しみです。

残す試合は琵琶湖オープンになりますので、それを中心にまたレポートします。

では、秋らしい琵琶湖で、お互いにいい釣りを!

 

中村 大介



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