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『琵琶湖のシャローから:3月末での季節感』 (中村 大介)
みなさん、こんにちわ。
昨日は琵琶湖オープンの初戦が開催される予定でしたが、
爆弾低気圧の通過(この冬、多かったですねー)により中止となりました。
適切な判断だったと思います、400名以上が参加するような大会ですから、大会中もですし、
大会後に数珠つなぎ状に船を係留した状態で荒れるとヤダなーと思ってました。 魚釣りとしては、
魚は順調に釣れていたので残念な面もありましたが、こういったことはよくありますね。
また、試合前に釣れていたから試合でも釣れるというほど甘くないのも魚釣りです。
それでも、練習段階ではコンスタントに魚が釣れているのはいい傾向だと思っていました。
そのくらい、3月2, 3週目あたりは魚を釣ること自体難しい状況と思いました。
(写真は3月3週目のもの、必ずしもビッグフィッシュではありませんが、この位の魚は計算できる感じでした。)
前回も春は一歩づつと書きましたが、今年の琵琶湖は本当に一歩づつ。
それも3歩進んで2歩下がるような展開。 僕からすると冬を釣ったときとは明らかに違うので、
春と思うのですが、春満開をイメージして入ると冬に近いと感じるはず。
一つの理由は、気温より水温の上昇はゆっくりであること。 そして、もう一つの理由は、
大阪や神戸、名古屋など都市部と比べると琵琶湖はやっぱり標高も高いこと。
この季節感のズレは頭に入れておくのは大切ではないでしょうか。
魚釣りにもつながりますが、まずは服装なんかにも影響します!
寒かったら釣りどころじゃないし、アウトドアに遊ぶ人間は、
服装含めて十分な装備をするの、とても大切ですよね。 魚釣りの話としては、
くれぐれもまだ冬とは違う、という意味の春であることをお忘れなく。
(4週目くらいから、もう一段、季節が進んで来た感はあります。)
そして、釣れた情報ばかりが飛び交い、またそういうのを煽る表現も出てきますけれども、
自らフィールドに立ち、その時の状況を自分でしっかり解釈するのが大切だし、
その積み重ねがはじめて一匹一匹につながると私は考えます。
なお、写真のタックルでカギになっているのは、いつもながら、
スパイダーワイヤー インビジブレイド 65lb&REVO MGX で、
この2つのアイテムは、今の時期のように丁寧に釣りをしていくことがカギになる時に、僕には絶対です。
インビジブレイドは、植物への入り方が違います。
するっと入ることで軽いシンカーでもアプローチしやすいですし、
重たいシンカーで一気に入れても植物がこすれて変な振動音が出る事が無い。
MGXの握り込みやすさは、左巻きを使って、丸一日右手でフリップする僕の形でも、全くストレスが無いので、
試合の最後までフリップの精度が落ちず、また合わせがしっかり効く。
ぜひ、試していただきたい、僕のお気に入りアイテムです。
この季節、今回、大会が中止になったように荒れることがしばしばあります、お互いに気をつけましょう。
僕自身、にぎやかな話にとらわれず、自然状況にしっかり向き合えるようにありたいです。
次回は4月末の京都チャプター/BAITの試合について書く事で、今年の春の傾向を何らかお届けしたいと思っています。
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