フィールドスタッフブログ
2013/06/04

『中禅寺湖遠征釣行記』 (若松 伸二)

皆さん楽しい釣りをしていますでしょうか?

仙台のフィールドスタッフ戸澤です。

6月と言えば、本来ならば秋田県米代川解禁を予定していましたが、

前週の釣果から中禅寺湖へ予定を変更し、 単独で栃木県中禅寺湖へ行ってまいりました。

深夜に仙台を出発し、3時間半ほどで到着。 釣り券を購入し小1時間の仮眠。

さほど眠れぬまま3時半起床、準備を開始します。

釣り開始の定刻は午前4時、薄暗い湖面へ向けキャストを始めます。

 

中禅寺湖遠征釣行記's image(6)

 

今回のタックルはロッドにアブガルシアTroutin Marquis TMS-822M

リールはREVO NEOS 2500SH ラインはファイヤーラインクリスタル8ポンド、

リーダーフロロ8ポンド、 ルアーはフィールドスタッフ仲間の村岡氏が主宰するオライノ「疾風65」。

先週のパターンから、朝一はミノーでサイズのいい魚を狙うことに。

しかし、先週と違い、ボイルは無く静かな湖面。

先週訪れた時は、目の前でワカサギを捕食するボイルが頻繁に起こり、

いいサイズのレインボーをキャッチしていました。

 

中禅寺湖遠征釣行記's image(2)

 

「今日もあのパターンは通用するはず」 そう信じてキャストを繰り返します。

そして数投目、予想通りのヒット!!

派手なジャンプがないのでレインボーではなさそうですがなかなかのファイトを見せてくれます。

手前に沈む大きな岩だけに注意しながらロッドで魚を誘導。

そして無事にランディング。

 

中禅寺湖遠征釣行記's image(7)

 

レイクトラウト55センチ。

 

中禅寺湖遠征釣行記's image(3)

 

中禅寺湖遠征釣行記's image(1)

 

明るくなるにつれ、ミノーに反応しなくなるのが最近のパターン。

そこで、軽量スプーンによるレイク狙いにシフトします。

この読みが完璧にパターンに嵌り連続ヒットとなりました。

 

中禅寺湖遠征釣行記's image(5)

 

サイズは40〜45クラスがアベレージ。

気温が上がると同時に山ではセミの声が響き渡りおまけに風も吹き始め湖面が波立ち始めた事から、

1発大物を狙ってシケイダーをキャストしてみます。 歩きながらランガンスタイル。

ルアー自体の比重が軽いこともあり それほど距離は稼げませんが、

フルキャストしTroutin Marquis TMS-822Mのティップで微妙にアクションを加えていきます。

何投目かでこの日初の反応。 しかし完全に見切られシケイダーの横に出るだけ。

その後同じ様なボイルが一度。 そして3度目の反応で、ついにヒットとなりました!

沖目でアクションをしていると 豪快な飛び出しと共にロッドにグンッと重みが加わりフックアップ。

見えたサイズは60から70のブラウンと推測できます。

フックサイズが小さいためドラグは緩めに設定していた事もあり

REVO NEOSのドラグが「ジジジーーーーッ」っと勢い良く出されます。

しかし...その時... 「フッ........」っとテンションが無くなりました。

悔しい悔しい痛恨のフックアウト...。 せっかく乗ったのに....。

思わず天を仰ぐ自分。 その後も同じ様に誘い続け、3回出るもののフッキングには至りませんでした。

その後、完全に日が昇ってからは全く無反応になり、 スプーンで再びレイク狙いへ。

先程と同じように反応してくるレイク。

 

中禅寺湖遠征釣行記's image(8)

 

中禅寺湖遠征釣行記's image(4)

 

3本同サイズを追加し終了としました。

今回の釣りで自分が描いてきたパターンが確実なものとなりました。

 

●朝一番はミノーでサイズ狙い

●日が昇ってからは軽量スプーンでのレイクの数釣り。

●セミの声、風が出たらシケイダーでサイズ狙い。

●ターンオーバーの水を見極める。

●ワカサギの有無。

 

これらの要素を念頭に入れれば、 「釣れない」イメージの中禅寺湖でも

意外とイージーに魚をキャッチすることが出来そうです。

しかし、シケイダーでの1本という課題を残してきてしまったので、

チャンスが有ればリベンジしたいと思います。

 

 



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