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『琵琶湖のシャローから』 ☆10月〜速報、琵琶湖オープンと5kgフィッシュ☆ (中村 大介)
みなさん、こんにちわ!
今回はいつもと少し形態を変えて、昨日の琵琶湖オープンの速報を
通して、湖や魚の状況をレポートしてみます。
昨日の琵琶湖オープン第3戦は、参加者が約260名、大きな大会ですが
台風で順延されたのでいつもよりは少し少なめ、
7:30〜13:00の競技時間の天候は、ほぼ雨で、割と強く降った
時間もあり、といった感じで開催されました。
難しい、という声が大半を占めていた通り、約3割65名がノーフィッシュ。
上位30%に入るのに必要なウエイトは1700g, 10%で3200g、
ベスト10は4300gですから、いつもの琵琶湖オープンを考えれば
この時期であっても「相当に難しい琵琶湖」だったと言えそうです。
4800g以上での表彰台インタビューを聴いていると殆どの方(確か4名)が
北湖での展開。
2位になった友人の、「北湖 東岸 ウィードやロックに絡むシャローで
ハスをキーとしてのチャターベイトでの展開」も完全に決まっている印象で
素晴らしい釣りでしたが、優勝はまったく想定していなかった、というかイメージが
できなかった3本10kg越えでした。
これまた北湖、そして10m以上、15mとかまであるようなディープのハードボトムに
3/4oz, 1ozのフットボールジグを入れてボトムバンプで食わせるという、
今まであまりされていなかったような釣り方、そして釣られていなかった魚、
という印象でした。
釣れるのにいろんな理由はあると思いますが、水の安定している北湖、
今の状況からして今後も要注目だと思います。
琵琶湖オープン最終戦でもこういった釣り方でビッグウエイトが出るのか、も要注目で、
もしかすると琵琶湖においての現在の盲点であり、今後に注目されるエリア、
釣りかもしれません。
(琵琶湖のシャローから、とか言ってる場合ではないかもしれません!笑)
そう言いつつも、今回も自分はシャローでの展開。
2本2880gの35位と、普通の順位のようだけれども、このコンディションで上位15%に
入れたら上出来と考えています。
釣りとしては、魚がとても薄い上に食い気が無いと思えたため、気持ちも出来るだけの
集中を図りながら、これ以上無いくらい、今まででもやったことのないレベルで丁寧に
ダブルホッグの3/4ozと1ozテキサスをフリップ。
2発とも今まで釣ったことはないけど、この状況ならこんなところかな?と予測した
スポットから出てくれました。
ダブルホッグには万全の信頼があったので、水の色でジュンバグとグリーンパンプキンを
ローテーションしながらも、リグには迷いがなく、撃てたし、また実際にバイトをしっかり
ウエイインにつなげられたのが良かったと思っています。
食い気がない状況でパワーベイトの素材には信頼ができますね、これで食い込んで
くれなきゃしょうがないでしょう、という。
刷り抜けとフッキングの両立もパーフェクト!でした。
これで年間も22位まで上がりました。ベスト10まで
は、最終戦で表彰台に絡めばありえる展開、もうひと頑張りしてみます。
前後しますが、この釣れない状況においても、いや、こういった状況だからか、
意外とスーパービッグフィッシュの話を良く聴くように思います。
今回優勝された方はもちろんですが、前日のプラクティスにおいて
下野正希さんが釣った5kgフィッシュもすごかったようです。
動画があるので、よろしければチェックしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=mcKRPsv70v0&feature=youtu.be
フッキング後にすごいトルクとスピードでの突っ込みがあるのですが、レボエリートの
ドラグがしっかりと対応してくれた模様。
そんなところもチェックしてみると準備の大切さを、あらためて感じることができます。
しかしすごい動画ですね、日本のバスフィッシングにおける一つの財産と言えるかも
しれませんね。
ということで、釣れない状況だから、敢えてビッグフィッシュを狙うのもいいのではないでしょうか。
(あの魚を狙うならシャローでは無さそうですが!笑)
湖上は本当に寒い季節になってきましたから、都市部の感覚から一段、二段しっかりと
防寒をしていい釣りを!
僕も琵琶湖オープンの最終戦を目指して、できるだけの練習をしていきたいと思います。
まだまだシーズンは続きます。
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