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2012/03/20

近藤利紀のGulping!講座 ガルプ!サンドワーム シロギス狙いの即効テクニック その2 【活性の低いときはイワイソメ!】 (近藤 利紀)



超個人的な感想かもしれませんが、活性の低いシロギスには、

イワイソメが効果的だと思っています。

イワイソメと似た見た目のチロリ(東京スナメ)を好む人もいますが、

僕はイワイソメ派です。


イワイソメは生きているものを入手するのが困難です。

しかし、たとえ生きていたとしても、小さくしてハリにつけるため、

仕掛け投入中に動きで魚を寄せる効果はほとんど期待できず、

「ニオイ」で魚を寄せる効果が強いエサだと言えます。

話はちょっとそれますが、シロギスは臭いに敏感な魚と言われることが多く、

砂浜で行うクロダイ狙いの渚釣りで、ニオイの強いコマセを撒くと、

シロギスが散るという人もいます。

また一時期流行ったドカーン釣りでも、コマセにニンニクが利いたものを入れると、

やはりシロギスが散るという人がいました。

どちらもどうやってシロギスが散ったことを知ったのか、確実な回答はありませんでしたが、

一番はシロギス狙いの投げ釣り師からの苦情のようですから、あながち間違った見解で


ないのかもしれません。

話を元に戻しますが、「ニオイの強いエサ」となれば、ガルプ!サンドワームの出番なわけです。

これまでガルプ!サンドワームを使ってきた経験から、ガルプ!サンドワームは「ニオイのコマセ」として使うこともでき、

この性質を利用することで、新たな釣りも確立できるのではと、

数年越しでトライしている新釣法もあるくらいです。

これまでの実釣経験から、ガルプ!サンドワームのニオイは、イワイソメのニオイに匹敵するか、

それ以上の効果があり、確実に活性の低いシロギスの食い気を誘ってくれます。

実際に見たわけではないので、食い気を誘っているのではなく、

遠くにいるシロギスを寄せているのかもしれません。

しかし、新しいガルプ!サンドワームをハリにつけたとたんにシロギスが釣れたことは何度もあるので、

ニオイの効果は確かなものだと確信しています。

ガルプ!サンドワームのニオイの効果を期待するなら、やはり大きめに使うのがおすすめです。

また、イワイソメに近い色である赤系やブラウン系を使うのも、

釣り人としての心理的な面において、釣れそうな気がします。


そうそう2本バリ以上の仕掛けなら、ジャリメやアオイソメとガルプ!サンドワーム

それぞれのハリに付けて併用するのも良い方法です。

ジャリメやアオイソメの「動き」と、ガルプ!サンドワームの「ニオイ」のダブル攻撃で

活性の低いシロギスに多大なるアピールを仕掛けるわけです。






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