フィールドスタッフブログ
2011/06/26

『お気楽メリケンナマズ釣り♪ 』 (塩津 紀彦)

ナマズと言えば蒸し暑い夜にトップでポコポコ「ガボッ!」

そんなイメージがすっかり定着しておりますが、

まぁこれはジャパニーズナマズのお話し…。



そこで今回はあえてマイナーな

メリケンナマズ(和名、河ふぐ)をメインターゲットとして狙ってみました!





今回実釣したポイントは

霞ケ浦の土浦近辺のメジャーポイント。

ご存知の方も多いと思いますが

霞ケ浦にはアメリカナマズ

(チャンネルキャットフィッシュ、ブルーキャットフィッシュ等)

が、近年大繁殖をしております。





食性は極めて貪欲で

生きた魚や甲殻類はもちろん

その死体や魚卵など動物性のもの全てをエネルギーに変える

霞ケ浦最強のプレデターと言っても過言ではないく、

最大サイズは1メートル10キロを超え

見た目の鈍そうな感じとは掛け離れた

強靭な引きが魅力の一つと言えます。





さて前置きが長くなりましたが肝心な釣り方です。

日本ナマズとアメリカナマズの最大の違いは捕食行動。

日本ナマズが捕食時に活用する感覚は

聴覚>触覚>嗅覚



それに対してアメリカナマズは

嗅覚>触覚>聴覚

の順に感覚を駆使して捕食を行います。



日本ナマズが水を押し聴覚にうったえかける

ハードルアーメインの釣りに対して

アメリカナマズ釣りに重要なのは

嗅覚にうったかける「匂い」で

ソフトルアーがメインの釣りになります。



基本となるポイントはバス釣りのポイントとまるカブりです。

地形の変化、特にブレイクライン沿いに回遊している個体が多いので

駆け上がりがあるエリアが一等地と言えるでしょう。

居着き個体と回遊個体がいるため

ランガンで水門などを回り

居着き個体を狙うのもありですが

釣れたポイントでは回遊してくる個体もいるので

少し粘るのもありだと思います。



基本的なルアーアクションは

「ズル引き+ステイ」で

使用するワームは集魚力の強いガルプ!が断然オススメ!

その中でもガルプ!パルスワームやガルプ!パルスクローのように

リブがあるものの方が

より匂いを拡散出来るようで反応がピカイチです。

他にはアメリカナマズ専用

バークレーキャットフィッシュベイトチャンクスも

ローテーションに加えると喰い渋った時などに

効果的なケースもあります。





さて、説明が長くなっちゃいましたがいよいよ実釣です♪



まずは港内のエリアを攻めてみます。

「ここぞっ!」っていうポイントに打ち込みながら探ること約10分。

「ガッつ?ん」と引ったくるようなバイト!











まずまずのアメ?リカン♪



その後はぽつぽつと反応があるものの

30センチクラスのちびばかり…。

どうやらここのエリアの良型は

スポーニングに入ってしまった模様(-.-;)



ちょい移動を繰り返して

アフターの回復魚がつく水が通るエリアに移動。



すると同行したSATOU名人にビックバイト!











上がってきたのは霞ケ浦としてはなかなかのビックサイズ

50アップのブラック!

アフターから回復してたのはバスでした…。



そして久しぶりに見たカスミのバスに私も心ひかれて

ちょっと中層狙い…。



「ゴンっ♪」



ナイス バイト!











体高だけ見たら52センチくらいありそうだったんですが

まさかの寸詰まり…(-.-;)



まぁ今回は外道だから気にしません?(:_;)



さて大型のバスがうろうろしているのを尻目に

夕マヅメはあえて真剣にナマズを狙います。



ブレイクラインでステイさせていると

ラインが跳ね上がる程の激しいバイト!

アワセもしっかりキマりファイト開始♪

ドラグをギュンギュン引き出しながらも

ようやく上がってきたのは?











ナイ?ス アメリカ?ん(^O^)/



その後も暗くなるまでぽつぽつ釣れて楽しめました。











アメリカナマズはこれからスポーニングも終わり

体力が回復してきて夏に向けて

ハイシーズンがやってきます!



誰でも簡単に楽しめるんで

是非マイナーなこのナマズちゃんも狙ってみて下さい!









<使用タックル>

ロッド:ソルティーステージロックフィッシュ 762M

リール:レボ・ネオス2500MSH

ライン:PE1,5号にフロロ16ポンドリーダー

ベイト:ガルプ!SWパルスワームガルプ!SWパルスクローバークレイキャットフィッシュベイトチャンクス













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