フィールドスタッフブログ
2010/11/02

「GT? ディープジギング」  (今井 芳春)

先週は最低気温が零下になり、平地でも降雪が・・・ 週末は友人のボートで遊ば
せていただくことになっていたので、天候の動きがとても気になる。 しかし、金曜
日に「明日は出られるよ?」と、待っていた連絡が入る! 我が家から、友人がボー
トを置いているマリーナまで2時間ちょっと、早朝の峠越えは不安が残るがなんとか
なるだろう、と出発。

時間はご覧の通り、午前3時過ぎ。いくら標高が高いと言っても、10月な
のに零下6度って・・・・路肩には雪も・・・

無事、峠も越えて目的地に到着! しかし、風がちょっと強くあまり沖には出られ
なさそうである。従って、最初は浅場でヒラメ狙い。北海道ではボートからヒラメを
狙う時は生餌ではなく、バケという仕掛けを使うのが一般的。三角断面のでかい鉛製
のバイブレーションプラグみたいなもの? ロッドをジャークするとそれが水平方向
に泳ぎ、尾部に付いている疑似餌や毛ばりにヒラメが食って来ると言う寸法だ。 今
回はSALTY STAGE Light Jigging(ソルティーステージ・ライトジギング)でバケを
振ってみた。

 

ひたすらジャークを続けて、やっとヒット!

40ちょっとの小型のヒラメ。捌くのは楽だが、もう少し大きいのが欲しいところだ。

ヒラメは何匹か釣れたのだが、私の本命はGT! ただ、天候には逆らえないのでな
んとか回復を祈っていると・・・

 



あんなに強く吹いていた風が止んで、凪に!!

念願のGTポイントに行けるので気持ちは高揚♪ どんな大きいのが釣れるか?タチ
は入っているかなぁ?等と妄想を膨らませているうちにポイントに到着。キャプテン
に水深を聞くと、「今は130m、駆け上がりだからすぐに180mになるよ」。
180mって何? と思いつつメタルジグを投入!ボトム近くでGTを誘う。 しか
し・・・ そんな深海にも小型のホッケが住んでいて、生意気にもでかいメタルジグ
を食ってくる。 100何十mを手巻きで、それもチビホッケの相手では無駄に体力を
消耗してしまう・・・・ しかし、そこは我慢! 頑張ってジグをシャクっている
と、急にロッドが絞り込まれ何かがボトムに張り付いて動かない(そう思えた)。 
160mリフトしてやっと見えたその正体は・・・

さあ、これがGTだ!! 深海魚のくせに、水面近くまでファイトする
中々のヤツ。メーター超えも居るので、油断出来ないのだ。

※皆さんはもう、おわかりかと思うが・・・
GT=ジャイアント・タラ!!正確には真鱈(マダラ)、食べても美味しい北の深
海のファイターである。

今回のロッドはSALTY STAGE Light Jigging(ソルティーステージ・ライ
トジギング)
のパワータイプ。バットパワーが強力なので、大型真鱈の重いファイト
にも負けないのだ。

今時期の真鱈は、お腹に卵(タラコ)か白子(タチ)が入っているので、パンパン。
重量もかなりある。私のGTは70cmくらいの中型だが、同船した方は97cm!!と
いう、本当?のGT(笑)をゲットされていた。とりあえず私はコレ1匹だったのだ
が、SALTY STAGE Light Jigging(ソルティーステージ・ライトジギング)SLS-60-63
180 Coastal Special
を満月に曲げてくれ、とても満足。8月にオデコを食らったブリ
ジギングの雪辱を果たすことができた。

楽しい釣りをさせてくれたOキャプテンと同船の方々、そして天候と海の恵みに感謝
して帰途に付いた・・・


◆タックルデータ
ロッド:SALTY STAGE Light Jigging(ソルティーステージ・ライトジギング)
SLS-60-63 180 Coastal Special
ライン:FireLine(ファイヤーライン)18lb(1.5号、300m)

「おまけ」 
今回もおまけ付き?♪
帰宅して鱈のお腹を捌いてみると、タチがいっぱい!! 新鮮なうちに食べなくては!!


酒蒸しと天婦羅。 トロッとした食感と、濃厚な味わいがなんともいえな
い・・・ 辛口の日本酒に良く合いますなぁ・・・船酔いの残りとお酒酔い?                                                           床が揺れている???(笑)
















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