フィールドスタッフブログ
2017/05/23

『ホーネット新機種HSPC-6101MMHSってどんなの?』 (岡安 幸夫)

最近ゲストさんや色々な方から「ホーネットHSPC-6101MMHSってどんなの?」と言う質問を頂きますので

自分なりに簡単に説明したいと思います。

 

数年前にベイトロッドでソリッドティップを作って欲しいと

開発のA氏にお願いしてスタートした企画で、

ピュアのフィールドスタッフの方たちの意見も参考に作られました。


ここからは、個人的な見解ですので別の考えの方もたくさんおられると思いますがお許しください。

 

まずソリッドティップにしたかったのはフットボールやカバー周りのリーダレスDS、高比重ノーシンカーの

フォール中の微妙に伝わらない「ふっ」っと軽くなるアタリ感を硬いロッドで感じ易くしたかったことがきっかけで

ソリッドティップにすることで、そのアタリ感につながると思ったのです。

 

注意して頂きたいのは、ソリッドだから「バスに違和感を与えない」と言うロッドではありません。

 

チューブラーでは伝わりづらいアタリ感を補い、なおかつ操作性やパワーも備えたロッドです。

 

硬さの表記のMMHの意味はソリッド部分がMでチューブラー部分がMHって感じです。

 

ミディアムの短いファーストテーパーロッドとミディアムヘビーロッドを合体させたような意味合いです。

 

ソリッド部分は固めですが負荷がかかると曲がり、戻ろうとする力がアタリ感のようなもので、

チューブラー部分はそのアタリ感を伝え、後の大きな力を受け止める役割です。

 

ソリッド部をこれ以上柔らかくすると操作性が落ち、スタックも外しづらく

ルアーをきびきび動かせなくなってしまうので絶妙の調整が出来ました。

 

ゲストさんからも「ソリッドのベイトなんて折れちゃいそうだよ」と、よく言われますが

そんなことはありませんでした、テスト中もわざと破損させてもいいくらいの高負荷を掛けましたが

どデカイ他魚種に対峙して1本破損しただけでした、それもチューブラー部分でした

 

ソリッド部分は突っついたりしなければ意外と強いのです。

 

 

6フィート10インチの長さは陸っぱりからのロングキャストと取り回しも考慮したレングスです。

 

自分が良く使うのは、霞はノーシンカー、リーダーレスDS、スピナベ、スイムジグ、チャター、キャロ

 

野尻湖ではフットボールと重さもリグも様々です。

 

ボートユーザーはもちろん、陸っぱりユーザーの方も1本持っていると幅広く使えるロッドです!

 

もちろん絶対折れないと言うことではないので無茶な事をすれば必ず折れます(笑)

 

ソリッドティップのオールラウンダーでこの価格、この性能は凄いということは間違いありません!!

 

是非、実践投入してみて下さい。

 

 

 

 

≪ノーシンカー用≫

ロッド:NEWホーネットスティンガー プラス HSPC-6101MMHS MGS

リール:Revo LTX

ライン:フロロ 13lb

ルアー:高比重スティックベイト



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