フィールドスタッフブログ
2015/10/23

『三道 竜也の釣行記 10月シーバス編④』 (三道 竜也)

現在の干潟はシーバスの動向が不安定で

居る所には群れで大量に居るけれど、居ない所は本当に居ない・・

自分自身日々群れを追っているが

河川や航路等、干潟の中では「ディープ」を控えたエリアに

群れが留まる傾向を感じていた。

不思議とベイトが多いシャローエリアよりも

ベイトが居なくてもディープに隣接したエリアの方が

シーバスの数、型共に安定している。

 

今回は干満差の関係で朝の数時間だけの干潟釣行

 

 

航路を狙ったリアクションの釣り

航路は深いと言っても干潟と比べての話

狙える水深は1m程度でボトムにはアマモ等の海草類が繁茂している。

シーバスはこのアマモの中に潜み周囲を通過するベイトを狙う。

じっくり見せる夜の釣りではなく

反射を狙ったリアクションの釣り。

目の前を高速でルアーを通過させ考える暇を与えずにバイトさせる。

基本はバイブレーションで行うのだが

着水後、即リトリーブしなければボトムのアマモに掛かってしまう・・

スピニングの様にベールの開閉がなく

ギア比が早い「レボ・ロケット9」は非常に相性が良い。

キャスト後、即リトリーブに入れてハイギアの恩恵で

忙しく巻かなくてもバイブレーションのレンジを下げる事なくリトリーブ出来る。

 

ポイントに到着してうっすらとボトムに見えるアマモを確認し

周囲を通る様にリトリーブ。

2投目、アマモ帯を通過した所で「ガツン」

バラしやすいバイブレーションもベイトタックルならば

レバーブレーキスピニングと同様のファイトが出来る為

安心してファイトが出来る。

 

 

 

コンディションの良いシーバスをキャッチ。

 

少し移動して航路にスリットからの流れがぶつかるエリア

潮目を横切らせると押さえ込む様なバイト!

フッキングしてエラ洗いで飛び出した魚体から大型を確信。

ベイトのクラッチを駆使して丁寧にランディング

 

 

デイゲームでは嬉しいサイズ♪

決して万能ではないけれど、条件によってはスピニング以上の

戦闘力を発揮するベイトタックル。

 

秋シーズン、なくてはならタックルの一つです。

 

それではまた次回・・

 

釣行日  10月12日

釣行場所 盤州干潟

気温   22度

風速   3m

 

使用タックル

ロッド ソルティーステージKR-X・シーバス「SXSC-832M-KR

リール レボ・ロケット9

ライン スーパーファイヤーライン 1.2号

使用ルアー バイブレーション・リップレスミノー等



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