フィールドスタッフブログ
2015/04/21

『春のビッグフィッシュパターン』 (国保 誠)

まさに春真っ盛りとなってきました。

琵琶湖ではすでに一度スポーニングを終えたであろうコンディションのバスをキャッチする

こともあり本格的なスポーニングシーズンに入ってきました。

春の琵琶湖のプリスポーニングフィッシュを狙っていくうえで外せないのがスイムジグゲーム。

このスイムジグゲームで春のビッグなプリスポーンのメスを狙っていくのがこの時期の

ガイドのビッグフィッシュパターンとなっているのです。

 

 

しかし定番となった釣りであるがゆえにそのパターンが有効なエリア、タックル、ルアーなどを

きっちりと組んでいく必要が出てきたのも確かで、実際にリトリーブスピード、リールのギヤ比、

トレーラーのセレクトによってバスの反応が大きく変わるのです。

タックルセレクトの基本は1/4,3/8,1/2オンスのスイムジグにX-GLAIVE73MHパワースペリアー

5/8オンスにはX-GLAIVE75Hトルクフレックスといったコンビがベストマッチで、

このタックルセッティングで巻いていくことで様々なレンジ、リトリーブスピードでウィードの

タッチ感を感じ取りながらもウィードをスルッと抜くことができ、さらにはビッグバス特有の

リトリーブ中にスイムジグの抵抗感が消え軽くなるだけのバイトをも感じることができるのです。

スピナーベイトやチャターベイトなどのようにバイブレーションがないスイムジグだけに

タックルバランスを間違えるとノー感じのワケが分からない釣りになるのでスイムジグが

苦手だという方はタックルバランスを見つめ直すと良いかもしれません。

 

そして次にキーとなるのがリールのギヤ比。

2メートルよりも深いウィードエリアで巻く場合はREVO POWER CRANK5のローギアタイプを

オススメします。とにかくローギアにこだわる理由はレンジキープ力とウィードを抜いた後の

浮き上がりを抑える点で、レンジキープだけであればリールのリトリーブを遅くすることで

対応できるのですが、ウィードにタッチした後に強くリトリーブしてウィードを抜いてあげる

スイムジグでは、ギヤ比が高いとウィードを抜いた後の移動距離と浮き上がりが

大きくなってしまいウィードコンタクト後のバイトチャンスを逃してしまい、さらにその後の

レンジコントロールも難しくなるので釣果に大きな差となって現れるのです。

しかし2メートルよりも浅いウィードエリアやシャローカバーを狙っていく場合には、

レンジキープ性能に特に気を付ける必要がないのでフッキングからランディングでの優位性から

POWER CRANK6巻くことをオススメします。


そしてトレーラーは発売して間もないバブルシャイナーがオススメ!!

バブルシャイナーは強めのウォブルアクションでボディーからスイムジグのヘッドまでを

しっかりと動かすアクションによって今年の広大なウィードエリアの中からビッグバスを

寄せる力が非常に強いのです。




ということで今年も本格的にハマりだしたスイムジグゲームでのビッグバスが一発で

スイムジグを吸い込む、スイムジグ特有の“トンッ”といった吸い込みバイトを、気持ちよく

フルパワーフッキングして春のプリメスをキャッチして下さい!!


国保 誠




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