フィールドスタッフブログ
2015/02/01

『琵琶湖のシャローから〜1月 シャローでの初バス』 (中村 大介)

みなさん、こんにちわ。 今回は、番外編(バス以外での練習の話)に続いて、

1月の琵琶湖の話です。 実は僕の”初バス”は、琵琶湖ですが、

北湖のディープ9mで下野さん(あの下野さんです!)と一緒に釣りをした時に釣らせていただいた魚でした。

 

[琵琶湖のシャローから〜1月] シャローでの初バス's image(1)

 

一緒に話をしながら釣りをしたことそのものを含めて、思い出に残る釣りでしたが、

これは僕の魚ではありません(笑) ということで1月最後の日曜日に、自分の船を出して、

シャローをフリッピングし2匹の魚を手にすることができました。

これをもとに、自分なりにフィールドについて感じたことを書いてみます。

 

〜概況〜

12月からの寒波の連続で、例年より早く、低い水温が続いていた。

そこから1月に暖かい雨が続き、適度に濁り、水温が底を打った感じ、

また水位が例年より高いまま推移している印象。

また当日も暖かい日が2日続いており、かつ次の日から雨の予報で、

気圧が下がっていくことが予想された。

つまり、冬にシャローを釣るのにはまたとないコンディション。

 

 〜タックル〜

5/8ozテキサスリグ/パワーーバルキーホッグ3インチ

7フィート10インチ フリッピンロッド+レボMGX

スパイダーワイヤー インビジブレイド 65lb 盛期に比べると枯れて薄くなっている植物群に、

ちょっと軽め、小さめのリグをするっと入れていくというイメージ。

そんなイメージの時には、パワーバルキーホッグ3インチが、晩秋よりいい感じです。

小さめのボディーながら、形状と粘り強い優れた素材によって、

大きめの針が使えるし(ストレート4/0)、 フォールでの適度な動きで水中での存在感がちょうどいい印象です。

こんなリグを使って、ちょっとリアクション気味に食わせていると思うので、

一発でいいところにスルッと入れるのがカギで、

それをアシストしてくれるのが滑らかな回転とパーミングしやすさがあるMGX、

そしてブレイド系の糸としては最高のハリと滑りがあるスパイダーワイヤー インビジブレイドです。

ほか、カバーの濃さを考慮して3/4, 1, 1.5ozも用意し、これらはレボ ロケット9にして、

しっかり感と巻き上げ速度によるキャッチ率のサポートを期待します。

 

〜実際〜

マリーナで船の整備の状況確認などをして(冬の間にきっちりしておくことが大事と思います)

ゆっくりの9時過ぎ出船。 晴れ、東よりの微風ということで、マリーナのある山ノ下湾がとてもいい雰囲気、

出船後、すぐにエレキを降ろして釣りをスタート。

冬の釣り、かつ水位が高いということで、カバーの奥、

風や流れがしっかりプロテクトされたスポットを釣っていきます。

また撃ちながら、水深を感じて、それによって次の一投の撃ち方を調整していきます。

一投目から、十分な水深が感じられ、奥行きあるいいカバーで撃ち応えいいなー、

と思っていた3投目にいきなりバイト。 着底直後の”コン”に、しっかりフッキングを決めて

45cmクラスをキャッチ。 せっかくの、しかもこの時期のシャローとしては大きめの魚、

ちょうど友人が船を降ろしているところだったので、近寄っていって撮影をしてもらいました。


[琵琶湖のシャローから〜1月] シャローでの初バス's image(2)


その後は、南東の風が強くなってきたので、東岸へ移動。

日照のある午後、つまり一番良い時間で、入った場所でフォール中にひったくるようなバイト

(水温の上昇で魚が浮いたんだと思います)。 フッキング後、カバーの中で結構な暴れ方をしましたが

これまた45cmクラスを無事にキャッチ。

やや濁りが入った水で適度にシルエットが出るよう選んだ、

スカッパノン・ブラックフレークのバルキーホッグがバイトを深くしてくれていたので助けてくれました。


[琵琶湖のシャローから〜1月] シャローでの初バス's image(3)


この時期の冬は、シャローで越冬している魚がメインとなる上に、魚が口を使う地合が短いですから、

1日で2匹のキャッチは出来過ぎですが、

(この日は北湖、南湖、そして色んな釣りでバイトが出ていた日だったようです)

内容としては典型的な冬のシャローゲームでした。 晩秋から水位が高い傾向でしたし、

シャローで越冬している魚は一定数居て、この展開が2月まで続くと思います。

後はタイミングですね、水温低下が底を打ったとすれば、

寒波が来ていて水温が下がりっぱなしだったタイミングよりは、口を使わせやすいかもしれませんし、

釣りをする日だけでなく、その前後の流れも大きく影響してくるので、確認しておきたいところですね。

そして、どの辺りで春の展開が混じってくるのかがまた、注目です。




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