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『[琵琶湖のシャローから〜11月] この晩秋における魚のポジション』 (中村 大介)
みなさん、こんにちわ。
いよいよ12月、今年ももう少しですし、シーズンオフが近く感じる方も多いでしょうか。
今回は11月の後半に続けて大会に出てみて、
厳しいコンディションながら魚を持ってこれたところから、
僕なりに感じる季節感と釣り方のポイント、まとめてみます。
12月中は、この延長で魚を追えるかなー、と自分なりには思っています
(と書いている最中、すごい寒波が来てますが・・・)。
みなさんの釣りの参考になりましたら嬉しいです。
11/22-23 B.A.I.T.2015年度 第一戦
初日:4180g(3匹)
二日目:3240g(1匹) 7位/27名中
11/30 琵琶湖オープン 最終戦 3320g(3匹) 16位/281名中
プラクティス、そして両試合を通して、
僕なりに狙える魚はシャローにおいて2種類いたと思っています。
一つ目はメインにしていたキッカーパターン。
これは、2キロ以上の魚、B.A.I.T.二日目に持ち込めた、
60cm弱で3キロオーバーのような魚まで狙えるもので、
前回の記事に書いたような釣れない状況からの変化で、
いい魚が差してくれたタイミングがあったように思っています。
おそらく台風で70トンの放水、しかも適度に濁った水がチャネルラインを流れていた状況から、
雨が降らずに、放水量が落ち、また全体にクリアアップした中で
シャローの水を好んで動いた魚がいたということかなー、と解釈しています。
この魚は更に雨が降らずに減水が進む中で、再び深めに落ちつつあるような印象で、
カバーだったらディープ隣接かつ濃さがある一級の場所で狙えるほか、
僕よりも一段深いブレイクでクランキングをしたり、
マンメイド(真珠棚など)を撃っていた人にも釣れていたようです。
もう一つは、キーパーパターンとして、減水が進む中でより浅い方のカバーに入り込んでいる魚。
琵琶湖オープンでは、キッカーパターンが不発だったこともあり、
こちらのパターンのみで魚が釣れた結果になるのですが、
減水が進んでいたこともあり、水深30cmほどのごく浅いスポットがプロダクティブでした。
これは進んだ減水によって、魚がカバーにタイトに着いているということもありますし、
また活性が低い中でも目の前に落としやすいことで食わせやすかった、という要素もあると思います。
どちらにせよ、まだ秋の色彩が強い印象も強くて、いろんな場所にいるけど、
どこも薄いという捉えどころの難しさがあり、活性も個体差が強い、全体には低いように感じました。
つまり、正解に近い釣りをしていても、バイトはなかなか出ない、ということです。
こんな状態での釣り方のポイントとして、
僕が意識していたことは、どこにでもある程度の魚はいるので、
自分がイメージできる場所をじっくり釣ること。
活性の低い魚を意識して、細かく、丁寧に撃つこと。
そのために、シンカーとワームを変えたリグを細かめに使い分けながら釣っていくこと。
特にリグに関しては、キーパーパターンで、最後の最後に助けられたのが、
5/8ozテキサスに3インチのパワーバルキーホッグ。
琵琶湖では小さめとも思えるサイズですが、これが良かったです。
魚の目の前に、エビのようなハゼのような、
一口サイズのベイトをするっと落としてあげるイメージです。
このイメージでアプローチするためには、濃いカバーの薄いところを通すこと、
そのための正確なピッチ&フリップがカギ。 ガサガサと入れたのでは釣れない感じでしたから、
そのサポートをレボのMGXにしてもらいました。
パーミングのしやすさ、ピッチにおける滑らかさが正確さをより確かなものにしてくれます。
今年はレボのロケットがメインで来ていましたが、
このリグのタックルはMGXで組んで、大正解、という感じでした。
また、釣っていくのはあくまでヘビーカバーなので、
バルキーホッグにあわせるフックはストレートにしておくこと、
そして、繊細なアプローチと強引な取り組みの両方のために、
スパイダーワイヤーインビジブレイドをあわせることも、ポイントでした。
この記事を書いている時点で、寒波が来ていて琵琶湖は一気に冬めいてくるとは思うのですが、
ギリギリまで秋っぽくシャローにアプローチしてみようと思っています。
今週末の大会などを通して、どこまでいけるのか、またご報告します。
ここからの季節、湖に出る際には、お互いに、
くれぐれも荒天に気をつけて、十分な防寒の装備をしていきましょう!
中村 大介
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