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『琵琶湖のシャローから 水中は秋!』 (中村 大介)
みなさん、こんにちわ。
今回は8月後半の2週に続けて大会に参加してみてのレポートです。
まずは結果から。 今回は展開にも恵まれ、自分としては満足の形になりました。
8/23-24 B.A.I.T.第3戦:5位(10860g/2日間)
8/24 京都チャプター第5戦:2位(4610g)
8/31 琵琶湖チャプター第5戦:2位(5100g)
ちなみに水位が京都チャプター時で基準からプラスマイナス0cmくらい、
琵琶湖チャプターの時にはマイナス25cmくらいだったはず。
つまり台風後の大増水(プラス30cm程度)から一転しての大減水の中での釣りでした。
そして、2週間の週末、4日間、湖に出て判った、自分なりのシャローのコンディションは・・・ ?
季節感としては夏を残しているものの基本、秋。
よってシャローではフラットに生えているヒシモの魚の平均がいい。
大増水の期間があったので、いい魚がシャローに入っている(1300〜2000g弱)
ただし、本当に大きな魚(3kg級)は期待できないのに加え、バイトは遠い。
普通に流していると2時間1バイト位。
そして減水がかなり進んでいるので、釣れるスポットは減ってきている。
こんなところが基本情報と思います。 これが試合になると、
あとは他の釣りとの兼ね合いになってくる訳ですが、
この大増水から大減水の変則的なコンディション、風が強い傾向
(特に京都チャプターの時は湖流と真逆の南風)、濁りからクリアへの変化、
さらに放水量の低下(琵琶湖チャプター時)などから、
全体に限られた試合時間中には魚を釣りにくい傾向がありました。そこでシャローで遠いバイトながら、
それなりのサイズを拾っていったことが結果につながったというわけです。
特に沖のカナダ藻ドームの釣りで超大型の魚が出ているのですが、
とても幅が狭かったようで、試合中に食わせて取り込めた方が少なかったことは
念頭に置く必要があります。 一番のポテンシャルがある釣りは(この増水があっても、
先月のレポート時と変化無く)そういった釣りだったというのは事実でしょう。
さて、そのシャローですが、琵琶湖チャプターでのプラクティス位になると、
釣れるスポットの共通性、雰囲気をなんとなく感じました。
水の色、地形、植物の生え方、マットの中でのスポットの絞り方・・・など。
それらの表現を文字にするのはなかなか難しいのですが、一番判りやすい要素で言えば、、
減水が進む中で、深みのあるシャロー。 具体的なエリアで言えば人工島水路が最も魚が多く、
サイズも良かったです。 ただ、やはりみなさん良く知っていて、
人もまた多い、という考えどころは残ってました。 そんな中で当日、どうやって試合を組むか。
最終フライトなのと、最終戦で帰着が早いことから、普通に釣るとリミットが厳しいと考えました。
よって、人気の大場所(人工島)ではなく、人とのバッティングが少ないスポットでの自分らしい釣り、
自分の魚で勝負するプランに変更。 人よりインサイドを意識して、
過去に釣ったことがなくても釣れる条件を満たしているところは釣る、と。
ボートはダラダラ流さず、ストレッチを10〜20mに区切っていいところを、
丁寧に釣り、そこを流したらすっぱり移動。 こんなラン&ガンの展開で、
4カ所目で1400g。6カ所目で1300g。そして、9カ所目で1600g。
最後は人の多い人工島でもちょっとインサイドを釣って2キロオーバーで入れ替え、と。
トーナメントの結果的には、優勝者が出たということで人工島水路で粘っても良かったというものでしたが、
僕自身は目標となる5kgを超え(減水が進む中で一週前よりウエイトを伸ばした)、
それ以上に掛けた4本の魚をしっかり取り込むクリーンな試合、 そして何より、今までとはちょっと違う、
湖を広く使った、またオープンマインドの試合の組み方。
僕にとっては、自分の成長を感じられる、とてもいい試合でした。
そしてこういった展開を支えてくれるのは、いつもながらスパイダーワイヤー、
そして今年はレボのロケットです。 (あわせた時のしっかり感に加え、
フッキングでヒシモマットを切り裂いてしまっても素早く巻き上げて追い合わせできました。)
今回は掛けた魚がばれやすかったという話も聴きました、貴重なバイトを逃さない展開を作るには、
このあたりの道具の煮詰め方もポイントだったはず。 何か、運以上に結果を得ようと思うなら、
発想を変えて人と違う魚を追うか、普通以上に精度を高めるか、もしくはその両方だとあらためて感じます。
ということで、私なりにはすっかり秋めいてきていることを念頭におくことが、
この少し難しい琵琶湖で答えを得るためのポイントかと思っています。 秋は、絞りにくい難しさもありますが、
いろいろな釣りで釣れる季節でもあります。 みなさんらしい、いい釣りを!
僕も自分の釣りを、さらに探求してみたいと思っています。
中村 大介
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