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『スーパーディープにおける60XULSの有効性』 (北山 睦)
こんにちは、TOP50の北山です。
先日、日本で一番早くに七色ダムで開催された奈良チャプター第1戦に参戦してきま した。
朝の気温は-2℃。正月から比べると強い寒気のせいで冷え込みがキツイ。
正月のデータを元に、考えたプランは二つ。
① Fantasista STUDIOUS FSNS-60ULS2 MGSを使ったシャロー〜ミドルのミドスト
② Fantasista STUDIOUS FSS-60XULS MGSを使ったスーパーディープ
朝イチ、ちょっとした凹み、特にインレット絡みの場所を中心に0.9gのジグヘッドでミドストをしていきます。
水温は9.5℃、晴れ、無風で絶好の状況でしたがナゼか全く不発。
どうやら冷え込 みによって水がターンしてるようで 水質がよろしくない。
しつこく試したがダメなので終了2時間前にディープにシフト。
通常、13mくらいまでのディープを敢行する選手が多い中、私の場合は18〜20 mが中心。
というのも、正月にはこのレンジでも充分勝負出来るバスが釣れていたので試してみると、
釣れました.485g。(この後、ワームが2本取られて終了、
11位と言う平凡な順位でしたが) このレンジになって来ると、
3ポンドでも扱いにくくなってくるので、ラインは2ポンド。
ディープに露出した岩の流れの裏側に居るエビを食っているのですが、
コイツを獲るためにするのがRock Scratching Methodです。
その名の通り、ドロップショットリグを“岩に擦りつけて行く”のですが、岩を乗り越えないのがミソ。
乗り越える前に、また戻してやります。 1つのハードボトムでそれをしつこくしていると、
戻している(落としている)途中にボトムにつかなくなったりする、それがバイトです。
まぁ、テキサスリグで言うところのドゥ―ドゥーリングで誘うのと似ているかもしれませんが、
あくまでも音ではなく視覚に訴えかけるもの。
これは60ULSⅡでもやろうと思えば出来るのですが、シンカーウェイトを3.5g程度に上げる必要があります。
そうすると、今度は戻しの落下速度が速くなってしまい、冬場のバスには追えなくなる。
その点、60XULSは1.8g〜2.7gのシンカーでも可能で、ハードボトムの盛り上がりも
繊細なティップでしっかり感じる事ができます。
また、トーナメントなどの高プレッシャー時にはボートから離れた場所でバイトしてきますが、
バット〜ベリーが強いのでしっかりフッキングが決まります。
真冬のスーパーディープ戦略で、確実にバスに触る方法として、皆さんもやってみてはいかがでしょうか?
◆タックル(ドロップショットリグ)
ロッド:Fantasista STUDIOUS FSS-60XULS MGS
リール:REVO NEOS 2000S
ライン:バニッシュ・レボリューション
2ポンド シンカー:1.8g〜2.7g
http://muzwo.com/guide/top.html
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