フィールドスタッフブログ
2012/12/13

『磯ロックシーズン終盤戦間近!宮古&釜石 1日目』 (塩津 紀彦)

北へ向かう東北道に入ると

「すべり止め必要」

「チェーン規制」

の文字がちらつく寒い季節が

今年も東北にやって参りました。



アイナメのスポーニングシーズンも産卵の1〜2陣はアフターになり

3〜4陣のスポーニング終盤組を残すばかりになってきて

「いよいよ本格的な冬が来る準備段階に来てしまったんだなぁ…」

と寂しく思う今日この頃です。



さてさて、そんなラストスパートに入りつつある岩手の磯ロックを堪能するため

今回は宮古と釜石の磯をちょちょっと行ってしてまいりました!











まず初日は宮古のトドヶ崎。



姉吉の遊歩道入口は津波の影響で跡が若干残っているだけで

 

わかり辛くなってしまいましたが親切に地元の方が看板を作ってくれた

 

おかげで迷わず遊歩道入口へ到着。



入口から急な坂をしばらく登ると足下に小さな看板が目に入ります。







標高40メーターのここに設置された看板に目を疑うばかりです…。



そして遊歩道を登ったり降りたりぐにゃぐにゃと歩くこと約1時間。

まずは最初の目的地であるトドヶ崎灯台へ到着♪











灯台の側の磯には「本州最東端」の石碑があります。











そして今の時季はこのトドヶ崎灯台付近の磯には

年越しのためのナメタガレイを狙う釣り人で

平日でも竿の置き場がないくらいの盛況ぶりです(汗)



もちろん当日も釣り座がない程の混みっぷりでしたf(^_^;



このトドヶ崎灯台付近は足場が高過ぎるのと潮流がキツイため

磯ロックにはあまり適したポイントとは言えません。

なので今回はナメタ釣りを見学したら

ここから更に奥へ30分程歩き

スポーニングエリアが絡むシャロー+ブレイクライン隣接地のお目当てのポイントへ












ちなみに徒歩片道1時間半はこの辺りでは「ア〜タリマエ〜!」です(笑)





さぁ、身体も温まったので早速のスタートフィッシングとしましょう♪



狙いとしては1〜2陣のアフターのデカイやつなのですが

ちょっと前に通過した爆弾低気圧の影響で

急激に水温が低下してしまったため

体力のないアフターの魚は沈黙状態。



なかなか口を使わないアフターよりまずはイージーに反応する

 

ヤル気のあるプリの3〜4陣をメインで狙う作戦でいきましょう!




使用ワームはプリの魚には強い波動とバタバタアピールが有向なので

まずはパワーベイトダブルホッグ3"をチョイス。



すると幸先よくファーストキャストからビンビンプルプルとチビさん達が

 

バイトしてきます(^_^)



「これだけ活性が良ければ楽勝だぜ!」

って思いながら釣り進むも

27〜35センチのヤングなママさん達が

総攻撃を仕掛けてくるばかりです(汗)



7〜8匹釣ってみたものの状況が好転しないため

今度はアフターを狙うスローな釣りにシフトチェンジ!



ワームもタフった魚をしっかりとバイトさせるため

 

ガルプ!SWパルスクロー3"にチェンジ。



それでもなおチビ助に悩まされながらも

ようやく「ごん♪」と一発確定バイト♪ヽ(´▽`)/



ストロングな引きをいなして一気にリフト!

浮上した個体はアフターの錦アイナメん(^_^)











やはり雄は引きが強いですね♪



さていよいよパターン見つけたか!

っと思っていましたがそう上手くいかないのが自然相手の釣りの醍醐味です…。



その後もやはり終始チビ助にお戯れを受け続けてしまいます(汗)



しかしながらあちこち攻めているとブレイクラインを通した

ガルプ!SWパルスクロー3"に鈍い一発吸引系バイト襲来♪

アワセを決めるとなかなかのアツい重量感!



首振りなしなので

「最近めっきり増えたアイツかな〜?」

と思ってたらビンゴ(^_^)v











今年はホントによくお目にかかります磯のクロソイ樣です♪

しかも毎度釣れればデカイので嬉しいし

なんかとっても得した気分になるのは私だけ?





その後チビバイトも遠退いたためポイントを移動。

20分程ヤブこぎして隣の岬へ。



見るからにスポーニングに絡む魚が喜ぶ地形に心が踊ります♪ヽ(´▽`)/



が、プリのチビが猛威を奮い釣れども釣れども38センチ止まり(汗)



釣れて楽しいのですが

「なんとかデカイやつが釣りたい!」

とアクションに変化を加えながらキャストをくり返していると

「かん!」

と、ナイスアイナメ特有のバイト♪







まずまずの3陣の雌アイナメさんでした(^_^)



その後は善戦虚しくチビ助の猛攻に完敗。



今年は2〜3年もののアイナメさんが多い上に

そのサイズでも卵を持った個体が非常に目立ちます。

おそらく震災の津波でアイナメ全体の数が減ってしまったため

種の保存のため遺伝子レベルで生息数拡大を計り

大量に接岸し産卵を行っているのではないか?

と、ちまたでは考えられているようですけど

実際はどうなんでしょうかね(^_^;



まぁいずれにしても数が増えることは将来を見据えた上で良いことではありますね♪


9 (2).jpg





また三陸のこの魚つき保安林の活動が身を結んだ成果でもあるんでしょう(^_^)





さてお次は2日目釜石です。







タックルデータ



ロッド:アブ・ガルシア ロックスイーパーNRC-882EXH LIMITED MGS



リール:アブ・ガルシア Revo Elite パワークランク



ワーム:ガルプ!SWパルスクロー3"



パワーベイト ダブルホッグ3"




















 


 


 


 


 


 


 


 




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