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『トラウト 9月上旬レポート』 (反町 工健)
みなさんこんにちは、PFJフィールドスタッフの反町です。
久しぶりに夕立が来たので水位変動を予測して群馬県みなかみ付近の
利根川上流部へ行ってみました。
9月に入っても残暑続きで涼しくなりませんね。
8月後半から関東平野でほとんど雨が降らず、水がめである利根川上流域の
貯水量が下がり、取水制限まで発令されました。
そのため余計なダム放流を避け、河川はチョロチョロの流れ。
おまけに最上流部の八木沢ダムでは過去例を見ないほど減水して、
まるで湖底部に蓄積されたヘドロをもダム放流されているよう、
8月中旬頃からずっと濁っています。
釣行時の利根川は普段見えない石や岩がむき出しになるほど減水状態。
このような流れは正確にコントロールされたキャストでバイトを誘発できると
考えています。また対岸へ渡れないほど大きな淵には力強くキャストや、
縦に使うルアーアクションの利点などを考慮すれば、減水とはいえ
ロッドレングスもある程度の長さが有利と考えています。
トラウティンマーキスボロン桜鱒762SRとFRは基本的に2ハンドキャストを
想定したセッティングですが、シングルハンドでもキャスタビリティーに優れた
使いやすさも備えています。
前回の釣行でチャート系のミノーが効果的でしたが、この日はまったく反応なし。
水の濁りに慣れたのか、ナチュラル系のミノーではチェイスしてきます。
しかし減水のため警戒しているのかチェイスする範囲は狭いです。
それでも良いサイズのイワナが流れの中からどんどん顔を出してきます。
このエリアヤマメも居るはずですが、チェイスはするものの、
警戒しているのかなかなかバイトして来ません。
終始イワナのうねるような引きと戯れた一日でした。
タックル
ロッド:トラウティンマーキスボロン桜鱒762SR
リール:フルーガーシュープリームXT2500LSG
ライン:ファイヤーラインEXT-0.8
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