フィールドスタッフブログ
2012/07/08

『トラウト 7月初旬のレポート』 (反町 工健)


みなさんこんにちは、PFJフィールドスタッフの反町です。


今年の梅雨は各地で本格的に野山を潤していますが、関東の遡上魚に関しては遡上を促す雨というより、

遡上量の少ないシーズンということで終了しそうです。


利根川においては、群馬県前橋市と渋川市の境にある阪東堰を越す遡上魚は例年より少ないとの情報で、

キャッチしたアングラーよりもキャストのみ、もしくはショートバイトのみで逃したアングラーが多数占めたシーズンと

感じました。私もその一人ですが。

また支流の渡良瀬川はアプローチする規模を考えれば、遡上魚に出会えるチャンスはあると感じます。

しかし7月に差し掛かる季節は遡上の中休みと思いました。先日平瀬で休む遡上魚にサイトでアプローチしましたが、

多少フォローするだけでバイトする雰囲気ではなく、平然と泳いでいます。手を変え、品を変えた数回のアプローチに

嫌気を差したのか深い流れに隠れてゆきました。

7月に入り山岳渓流へと一時的に気持ちを換え、天竜川水系に行ってきました。



久しぶりに見る森の中を縫う流れは心が洗われるようで、漂うすがすがしい空気も肺の奥まで染み渡ります。


このエリアはイワナの宝庫。一筋の流れには必ずと言っていいほど潜んでいます。次々ミノーにアタックする

イワナたちはトゥイッチの変化でフィッシュイーターへと化し、岩陰からアグレッシブに飛び出します。




下山途中の深瀬で掛かったアマゴ。




久々に沢を歩いた嬉しさと程よい疲れで駐車場へ戻り、同行者の友人が料理するパスタをいただき、

木漏れ日の中での昼寝が心地よい一日になりました。



使用タックル
ロッド:トラウティンマーキスボロン桜鱒762SL
リール:レボネオス2500
ライン:ファイヤーライン0.8







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