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『第8回 カーブの店カップ』 (小森 嗣彦)
第8回カーブの店カップが池原ダムで行われました。
私も今年で7回目の参加、お立ち台には何度か上がれたことがありますが、
まだ優勝したことはありません。
初めは全く地形も知らず、アウェイ感のあった湖ですが、
何年も参加しているうちにだんだん環境もわかってきたので、
今年こそはチャンスがあればと思っていました。
今年の池原ダムは春からかなり好調で、数、サイズともよくでています。
度重なる台風の直撃で池原には珍しく満水が続いているのが要因です。
しかしここへきて秋も深まり、さすがに釣果は伸び悩みだしてきたようです。
さて、今年も二百人近い参加者で盛り上がったカーブの店カップ、
私は釣れていた→釣れにくくなった の要因を冷え込みと考え、
バンクやカバーにいた魚が次に向かうであろうディープフラットに
ポイントを絞りました。前日にシャローからディープと何をやっても
バイトはあるものの、あまりまとまって釣れなかったので、
魚が供給されるという場所をキーワードにしたのです。
定番ですが岬まわりの屋敷跡フラット。
かろうじて前日に800gのキーパーをキャッチできました。
当日はベタな場所にも関わらずすんなり入れ、あとはレンジを
探るように9mくらいから16mをダウンショットで狙いました。
すると15mくらいで最初の50アップがヒット。
バイトは小さく、浅く、レンジも深いため、硬いロッドではのせられず、
パワーのないロッドではフッキングが甘くなりバレてしまう。
STUDIOUS FSSー60ULSとハイギアのフルーガーパトリアークXT2000の
コンビはこのような釣りでははっきりいって右にでるもののない最強タックルです。
ラインはバニッシュウルトラ3ポンド。
フワッとしたり少し重くなるようなバイトを感じたらまずフッキングと
ハイギアリールをゴリ巻き、少し魚が上を向いたら後は浮き袋が
破裂しないようにゆっくりとやりとり。
おそらくフラットに入ってくる魚が20分に1回くらいバイトがあり、
50アップをさらにもう一本追加し、3匹で4120までウエイトがあがりました。
冷水でいつもは流れのある池原はドデカいロクマルは別ですが、
基本的にウエイトは長さのわりにありません。
しかしムチャクチャ引きます。
このウエイトなら勝てたかなと思って帰着しましたが、4キロ台は他に2人の方がいて、
私は3位となりました。
3キロ台もたくさん、池原の爆釣はまだまだ続くようです。
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