フィールドスタッフブログ
2011/07/16

『夏の風物詩』 (林 健太郎)

私の住む中国地方も、梅雨が明けて日中は30℃を越す真夏日が続いております。


川の中も梅雨真っ盛りの状況とはガラッと変貌してすっかり「夏モード」突入です。


市内河川のメインベイトも小型の「イナっ子」にシーバスが意識し始めるシーズンになってきました。


深夜からの下げ潮で状況をチェック!


この日選んだロッドは、アブ・ガルシア ニューシードライバーNSDS-96M-PWです。


ポイント的に飛距離を必要とする点・岸からアプローチをする為足場が高いのでレングスの優位性でランディングの際に

 

バレにくい点などが挙げられます。



ポイントに着き河川を見渡すと岸際にはメインベイトとなりうる、「イナっ子」がいらっしゃるではないですか。


地合い的には岸際のシャローエリアから潮位が下がる事でベイトがミオ側に押される。


このタイミングをシーバスは「今か?今か?」と辛抱強く待っているはず?と勝手に私が思い込み、私もそのタイミングを

 

約1時間ぐらい辛抱強く待つと、潮位がどんどん下がり遊泳力の無い「イナっ子」は必然的に流速があるミオ側に

 

押されてしまった。

 

これを合図に橋脚の明暗部で「ボコッ」とシーバスがベイトを捕食し始めたのを確認して、キャストを開始。


ルアーを流れに対してアップでキャストしてベイトが流されるイメージでルアーを橋脚の明暗部まで流していく。


この明暗部にルアーを流してシーバスからの魚信を「ドキドキ」しながらリトリーブする。


「くぅ?、たまりません!」



運良くキャスト後すぐにシーバスがバイトしてくれました。足場が高いのでシーバスのエラ洗いでバレを凄く懸念しましたが、

 

ティップ?ベリーにかけてシーバスにロッドがしっかりと追従してくれ、バレを軽減してくれました。





橋脚を絡めるシチュエーションでも十分対応してくれるバットパワーでシーバスを受け止めてくれました。

市内河川「イナっ子パターン開幕です。」







 次へ »
『灼熱のWBS第2戦』