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『ブレーキングワインド釣法』 (LEON(加来 匠))
メバルシーズン真っ盛りで、私も各誌取材が相次ぎ忙しくしておりますが、今年の私は絶好調です!
日本海や伊豆ならともかく、狙って釣るのは不可能に近い尺オーバーメバルをこのところ立て続けに
地元瀬戸内でキャッチしました。
圧巻は雑誌の取材中(ロックフィッシュ地獄)で、尺のヒット時間予告までして31.5センチをズドンと仕留めました。
さらに、はなから尺狙いで臨んだ東京湾ボートゲームでもキッチリ32.5センチの大物をキャッチ。
笑いが止まらない一か月です^^
そしてこの釣果を支えてくれたのが、ガルプ!ジギンググラブ1.5インチを使用した「ブレーキングワインド釣法」です。
聞き慣れないでしょ?
それもそのはず、この一年で一躍私の中で開花し、今年の2月に完成したばかりの釣法ですから(笑)
キモはまずジグヘッド。
ダート能力に長けたJAZZの尺ヘッドD3g前後を使います。
もう一つのキモはPEライン。
リグを切れ良く瞬間的に動かし、移動距離を取らないための選択です。
そして最後のキモが、ガルプ!ジギンググラブ!1.5インチ
コレ無しにはこの釣法は語れません。
通常メバルを釣る際のジグヘッドワインド釣法にはダートするタイプの専用ワームが良く使われます。
実際私も日中などのワインドゲームでは平打ちダートアクションが得意なガルプ!アライブ!ミノー1インチを多用します。
コレはピュンピュンと左右に激しくダートさせ、メバルに追わせて釣る釣法で、実によく釣れます。
が、しかし!
老成したメガクラスはそうは簡単にいきません。
それで工夫したのがブレーキングワインド。
まず、PEでスラックを出してのジャークは、ラインの浮力が手伝ってリグが上に跳ね上がり、移動距離が少なく済みます。
エギングの理論と同じですね。
そして、ダート系ジグヘッドにあえてダートの慣性を殺すフォルムのカーリーテールグラブを組み合わせる。
そうするとどうなるかというと、ピュンピュンとダートさせると出だしは切れ良く動き、瞬時に失速してへろへろと落ちるのです。
コレがメガ級に効きます。奴らはレギュラーサイズと違って追いの距離が短いので目の前で長くアピールさせる必要があるのです。
前述の東京湾では他のアングラーとモロにその差が出ました。
バースの橋脚の影に居る奴に目の前でピュンヘロピュンヘロさせてガツン!
他の方はキャストしたらすぐにリトリーブするのでメガは追わずにオープンに居るレギュラーサイズが喰ってくるわけです。
最後にもうひとつ!
ブレーキングワインドとは対照的な釣法「ウルトラフィネス」です。
これはメバル、アジを問わない激釣れ釣法、激釣れリグです。
この場合極小リグをキャストするのでラインは比重の大きいフロロで0.5号以下を使用。
がまかつキャロヘッドの0.25g?0.4gのジグヘッドを単体で使い、ガルプ!アライブ!ミノー1インチをセットします。
流れに乗せてドリフトさせたり、止水域ではゆっくり沈めてはチョンチョンアクションの後フリーフォールで死に掛け小魚を
演出させる釣り方です。
色んなルアーやリグで釣れない時でもこのメソッドなら爆間違い無し!
東京湾実釣の二日前、新潟で地元腕扱きアングラーを尻目に三桁近くイワせました(笑)
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