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『ティップランエギングに初挑戦!』 (北山 睦)
どーも、紀伊ネットワーク北山です!
先日、三重県発祥のニュースタイルなボートエギング、“ティップラン”に行ってきましたのでレポートします。
この釣りは、ボートエギングの手法なんですが、今までのディープエギングとは違って三重県の某チームが
新たに確立したボートエギングメソッドです。
20?30mほどのディープのアオリイカをどうやって釣るのか??
前々から気になっていたので、連れて行ってもらいました。
用意したロッドは何と、Fantasista(ファンタジスタ)STUDIOUS(スチュディオス)FSS-67LS!
それに、今回ソルト初投入のRevo NEOS2000Sを組み合わせました。
ラインはメインラインが、ファイヤーラインクリスタルの0.8号、リーダーがバニッシュ・ウルトラの7ポンドです。
おかっぱりのエギングに比べて「え?」っていうくらいの細さですが、この釣りにはキャストがほとんど無いのと
比重の重い海水でのディープの釣りになるので、水切りのいい細いラインを使用します。
船頭は伊賀市にあるアブ/フルーガーディーラーのCRUISE店長の関口氏。
ちなみに、この日は某たこ焼き屋さんの大会に参加しておりまして、CRUISEチームの一員としての出場でした。
そのティップランですが…ポイントに到着したら、エギをジグのようにフリーで落としていきます。
ボートが潮の流れと風で流されるので、底がとれたかどうかの判断に最初慣れるまでちょっと苦労しました。
何せ、20mほどの水深です。
ボトムが取れたら、通常のエギングのようなシャクリを入れて、ラインを張って待ちます。
つまりはバスで言うところのドラッギング状態ですよね。
ティップが曲がったまんまなんですけど、このティップの曲がりに不自然な変化が現れたら即アワセ。
アオリイカのネコパンチや、エギを抱いた時の一瞬のラインテンションの変化がロッドティップに現れるんだそうです。
となりのベテランさんは、朝イチからガンガン釣ってますが、僕にはイマイチ掴めず…マネをするも
こ、コレって同じ軟体動物でも違うでしょう…
ある意味、これのアタリを取ってしまうFSS-67LSがスゴイのか?!
次に来たのは、デカイ甲イカ…そこで、ハタと気付きました。。。
どうやら、専用エギングロッドに比べてロッドが短い分、シャクリを入れた時にエギがあまり底を切って無かったようです。
疲れた体にムチ打って、頭の上まで腕を上げてシャクリのストロークを大きくして、かなり底を切るイメージに切り替えてみたところ…
やっと来ました、本命ちゃんです(汗;)
800gくらいかなー。
確かにドラッギング状態の時にティップが一瞬だけ“入った”ような気がしてフッキングしてみたのですが、
ちょっとだけコツが掴めたような気がします。ロッドティップを集中して観察してないとダメなんですね。
結局僕はアオリ2杯、タコ2杯で終わりました(笑)
大会はボート7艇でそれぞれのボート5匹の総重量で競うチーム戦だったのですが、
エースのおかげでCRUISEチームは2位に入ることが出来ました。
手持ちのロッドの中でFSS-67LSを選んだのは間違って無かったなぁと思いましたね。
あと、今回Revo NEOSを初めてソルトで投入しまいしたが、
やはりギヤボックスが独立しているというのは、かなりのアドバンテージだなと。
ボディの歪みの影響を受けないので、高負荷になる重い物の巻き取りでも巻き心地が全く変わりません。
オマケにソルトでも使用可能ってのがイイですね。
初めてのティップランでしたが、めっちゃ楽しかったです!
バスフィッシングとも共通する点も多く、いい気分転換になりましたよっ!
次の日、アオリちゃんはこんな姿になりました(笑)
◆タックル
ロッド:Fantasista(ファンタジスタ) STUDIOUS(スチュディオス) FSS-67LS
リール:Revo NEOS(レボ ネオス)2000S
メインライン:ファイヤーライン・クリスタル(0.8号)
リーダー:バニッシュ・ウルトラ7ポンド
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