「寒さに負けず！　苫小牧ボートゲーム」　 (今井芳春)

雪の便りもちらほら聞こえてくる今時期の北海道、苫小牧も例外ではなく最低気温は一桁前半に・・・　

そんな中、今シーズン最後（と思われる？）のボートゲームに行って来た。

本当は、日曜日にクラブ内（Rock fish-side）の大会があるはずだったのだが、悪天候が確実なため中止に。　

そこで、まだ天候がいい前日（土曜）に急きょ出港を決意！　慌てて準備をして勇払マリーナへ。

今回もお世話になるのはエアホース、初心者講習や、ロックフィッシュオープンで

お世話になっている佐藤キャプテンのボートだ。そして今回は乗合、先に予約されて

いた3人の方と合流し、13時には港を出て目指すポイントへ！

日が高いうちは気温も高くて過ごしやすい。　そうは言っても10℃以下なので、冬装備が必要・・・・

1つ目のポイントに到着して、キャストを始める。そこは水深が16ｍと深いので、

3/4ozのテキサスリグでアブラコやカジカを探してみる。まずは、堤防のキワを

フォールさせてみるがイマイチ反応が無いので、魚は堤防から離れたブレイクに居る

と判断、その結果は・・・・

変わった色のカジカ・・・　オレンジの唇とお腹、あまり見かけないタイプだ。

こっちは普通のカジカ（笑）。　かなりの重量感、ファイトもヨシ！何人分の鍋が出来るだろう・・・

秋の名物、カジカが良く釣れるのだが、そればかりではない（笑）。　

この日は、何故かオスのアブラコが良く釣れた。婚姻色の黄色が綺麗な魚体が印象的。

千歳から来られた方、中々いいサイズのアブラコ。　

同船させていただき、ありがとうございました！！

急な誘いにも来てくれたコータ君。　黄金色のアブラコをゲット！

この日のヒットカラーは赤系。　最初はナチュラル系でやってみたのだが、

赤に変えた途端バイトが出始める。　濁りが多少残っていたのでそれが要因か・・・・

アンダーハンドキャストを多用するボートゲームでは、Rock Sweeper（ロックスイーパー） RS672MHの

取りまわしやすいレングスが◎。バットパワーも50ＵＰアブラコにも負けない！！

その後、ポイントを移動、ロッドをスピニングに持ち替える。ラインはVANISH ULTRA（バニッシュ・ウルトラ）の3.5lb、

細いラインだとより軽いリグ（ジグヘッド）を使える利点がある。明るい時間帯に釣れる大型クロソイには効果的なのだ。

そして、狙い通り40?程度クロソイをゲット（写真撮り忘れました・・・）！　

堤防から離れたブレイクを丹念に狙った結果である。

日が落ちて本格的なクロソイタイム・・・のはずだったが・・・　

オカッパリと違って何故かボートゲームでは暗くなるとソイのサイズが下がる傾向にある。　

この日も例にもれず、小型のマゾイ（キツネメバル）とガヤ（エゾメバル）。

それとドンコ。正式名称はエゾイソアイナメ、食べて美味しい魚なのだがクロソイの外道なの

と、グロテスクな外観のお陰で人気が無い・・・

ドンコのアタリに一喜一憂しながら時間は過ぎ・・・・　帰港の時間。　大型ソイ、

アブラコ、カジカも見られ、満足のいくボートゲームとなった。

気分良く運転する帰り道、ふと外気温計を見ると　-3℃・・・・　

「寒さに負けず！ 苫小牧ボートゲーム」 (今井 芳春)