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「琵琶湖ガイド」 (小森 嗣彦)
早明浦ダム戦のオフリミット期間に企画した秋の琵琶湖ガイドツアー。
今年の秋は記録な猛暑だった夏の影響を引きずりつつ、急激に季節が進行したため、
安定せず少し厳しい状況な日もありました。しかし、そんな中でもやはり琵琶湖。
ポテンシャルの高さは日本一ですね。
ポロポロと50アップやそれ以上も混ざりました。
猛暑の影響で激しく伸びたウィードや広がったアオミドロはバスの動きを本来のものと変えています。
体感的に言うと、ポイント一カ所のバスが薄く広範囲に散っているようでした。
そこへ水温低下、ターンオーバー…ウィードが枯れ始めるか少ないならば動きもあるのですが、
水の中はまだ夏で、水だけが秋に変わり、夏のポジションで秋のパターン、秋のポジションで
夏のパターンというちぐはぐが存在する感じでした。
私はターンオーバーのセオリー通りシャローのマンメイドストラクチャーとボディウォーター沿いの
少しディープ気味なエリア、生きた水があるところではフィーディングを狙い、なんとか釣果を上げていきました。
マンメイドストラクチャーにはカスミクローのテキサスとフォローにネイルショットリグ、カスミクローは琵琶湖でも効きます。
ウィードのすり抜けもアピールもよく、シャローのもっといい時期にはかなり武器になりそうです。
ボディウォーターはライトリグを中心にときには少し残った背のあるウィードにパンチング気味に
ロングテールのテキサスを投入していきました。
フィーディングはスピナーベイトとゴビーの7グラムテキサスリグただ巻き。
雲が多くなる秋の天気ではこれから有望な攻め方だと思います。
今回は発売前のマイクロガイド搭載ロッドSTUDIOUS EIGHT8 FSC-80H+MSと
STUDIOUS SEVEN7 FSS-67LSMSの最終テストも兼ねていました。
STUDIOUS EIGHT8 FSC-80H+MSは旧吉野川戦でも活躍し対ウィードのパンチングには既にポテンシャルを
体感済みでしたがレングス、パワー、感度と琵琶湖にも負けないスペックだと改めて思いました。
STUDIOUS SEVEN7 FSS-67LSMSは主にネイルショットリグで使用。
従来のFSS-67LS同様に魚をかけてからの安心感は群を抜いたスピニングロッドだと思いました。
思えばFSS-67LSも最終テストは琵琶湖でしました。
シーバスロッドの67Lやベイトロッドの67Lクラスロッドにスピニングリールをつけ何度も魚をかけてはバラしたり、
ウィードに潜られたり、バットパワーと竿全体のバランスを考えました。
新しいSTUDIOUS SEVEN7 FSS-67LSMSにもその血筋はしっかり継承されています。
マイクロガイド搭載モデルSTUDIOUSに関しましては9/27の私のブログ「今日の小森嗣彦」で
詳しい解説していますのでご覧ください。
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