フィールドスタッフブログ
2010/09/15

『富山湾のキジハタ』 (反町 工健)


今年は全国的に暑さが続いてますが、こんな陽気はキジハタが好調になります。

8月猛暑の中、トラウトはタイトな釣りになるので、海へ、富山湾へキジハタを狙いに行きました。

朝マズメを狙うため夜中、高速を走り、途中の温度掲示板は34度?

夜間でも気温30度を越す熱帯夜はいささか水温も上がりすぎ?

そんな不安と一緒に着いた港は新湊港。

車を降りた瞬間午前3時なのにウワッとした蒸し暑さが襲ってきました。



しかし波消しブロックにはキジハタ狙いのアングラーで活気付いています。

最近キジハタのサイズがダウンしていると感じるのは専門に狙うアングラーが増えたからだろうか。

探られた場所ほど魚影が無くなるは否めないですが、無理な波消しブロックの移動にも注意したい。

とはいえ波消しブロック周りを中心に攻めるので、丹念に攻めてゆきます。


早速バイト、しかしサイズ的には今ひとつ。でも、魚影はなかなか多そうだ。

どこかに大物が潜むチャンスを求め、あらゆる角度から探ってみるが今ひとつサイズアップしない。

結局夜が明け、夕マズメにチャンスを持ち越しに。

しかし再度チャレンジした夕マズメもベリーを曲げるサイズは出なく、小型キジハタばかりでした。




今回のタックルはベイト用ロックスイーパーファイヤーラインの組み合わせ、

ファイヤーラインの利点は素早い取り回しができるこだと思います。

同時にタングステンシンカーとの組み合わせで、よりその効果が体感でき、

より鮮明な底の情報が伝わるので、プラスアルファなアクションをつけることも可能です。



しかも根に入られる前に水面へと浮き上がらせる感覚や、1ランク軽いシンカーが使えることで、

今までとは違う素早いアプローチは選択の幅を広げます。

またこのライン(トレーサーブレイド)は適度に腰が強くより芯円構造のためライン同士が絡みづらく、

ベイトリールとの相性も良くトラブルは非常に少ないですが、ボトムアプローチなのでフロロ同様

多少の根ずれは否めないので、トップ部分のラインをマメに確認したほうが良い。


リベンジ約束して富山を後にしました。




<タックルデータ>
ロッド:ロックスイーパー802EXH
ライン:ファイヤーライン・トレーサーブレイド・18lb
ルアー:ガルプ!SWパルスワーム赤、白、パンプキン























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『高知シイラ』