VERSART｜AbuGarcia

4ozクラスのビッグベイトも楽にキャストできてしまう、ベルサートの中でも最もパワーのあるロッド。釣り人が多い相模湖においてビッグベイトでバスを手にする為には、ピンスポットに対しての正確なキャストが必要不可欠です。この6.6feetというレングスはオーバーハングの下やレイダウンの隙間にビックベイトを入れ込む時など、サイド/アンダーキャストがしやすく、また操作性も極めて高いのでビッグベイトの釣りには欠かせません。ロッドを持った感覚ですと非常に硬く張りがあるのですが、実際魚が掛かるとしっかりと曲がってくれるので、大型のバスを相手にしても乗せられる事なく主導権を握れます。実際に自分が使用するビッグベイトはクラッシュ９やバラム245、NZクローラー辺りで、サカマタシャッドの8インチなども使いやすいです。真夏や冬季などではディープトレーサーを使用したディープでのビッグベイトも感度の良さからこの66XHを使用しております。ビッグベイト以外ですと1oz前後のシンカーを使ったヘビーテキサスリグでのカバー打ちや、低水温期の3/4oz以上のジグの釣りにも重宝してます。

五三川においても、年々4ozぐらいまでのジャイアントベイトを使用する機会が増えてきました。いくらジャイアントベイトといっても、常にハイプレッシャーな五三川では適切なアプローチが決まらないとバイトを得る事が難しく、狙ったピンスポットに”置く”ようなキャストが必須となります。この66XHに関しては、重さがあるジャイアントベイトに対してもトルクがある為、竿が負ける事無く適切なしなりをしてくれるのでイメージ通りのキャストが物凄くしやすいです。個人的にはバラム300まで投げれてしまうロッドになっています。また、6.6フィートというレングスによる極めて高い操作性も特徴の一つですね。TAF製法の恩恵だと思いますが、ダイレクトな操作感があり、とても繊細にアクションさせる事ができるのですがフッキング時は竿全体が大きく曲がり、フッキングが難しいジャイアントベイトの釣りをサポートしてくれます。 魚を掛けてからは一切魚に主導権を与えずゴリ巻きで手元までバスを引き寄せることができ、ありとあらゆる部分で非常に頼りになる1本です。