フィールドスタッフブログ
2016/07/19

『X-GLAIVE 75MH、低弾性カーボン素材のメリット』 (宮廣 祥大)

日々夏日コンディションが増ていく中まだまだ上目線のビッグフィッシュを狙うゲームが存在する琵琶湖。

梅雨や台風による雨風の濁りがたちまち発生することでクランクベイトでのビッグフィッシュパターンが待ち構えています。

 

私の中ではクランキングは旬なものでもなく一年中常にディープマニピュレーターをボートデッキにセットしているほど出番が多いジャンルです。

今時期では中型や大型のウェイクベイトなどのリトリーブアプローチにも対応できることでALC-IB6バニッシュレボリューション14&16lbとを組み合わせたX-GLAIVE 75MH、ワンタックルで兼用しています。

 

琵琶湖のようなウィード相手となるクランキングにおいて低弾性カーボン素材のメリットが大きく占め、

対ウィードにおいてカーボン素材での明確なルアー振動を感じながらリトリーブできることでウィードにスタッグする感覚を明確にしウィード回避率UPに繋がります。

またスローテーパーよりのベンドカーブを描くことからロッド全体でラインを叩けるため曲がるロッドなのにウィードをほぐせるバランスとなり、

ウィードを無理やり外すためだけに硬く設定しているロッドでは他の作業においてロッド性能を殺しがちになるのです。

 

ディープマニピュレーターはルアーウェイトの乗りの良さで快適なキャストや、ルアーが水を噛み最高のアクションを演出するための低弾性素材のだるさ、

ロッド全体が曲がることでショートバイトのバラしを軽減させることなどトータル作業のキャスト、リトリーブ、ファイトをバランスよく仕事してくれるプラグロッドといえます。

 

 

プラグゲームは道具次第で結果を大きく左右するジャンルだけに妥協できないアイテムになりますね!



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