Berkley
製品情報
カスミクローのコンセプトは、最小限のアクションで最大限のアピール効果。ただ、静止させているだけで抜群の存在感を発揮する迫力満点のシェイプは、最短の移動距離でも大きく水を掴んで、マッディーな水中でもその存在を強くアピールします。
また、僅かな水流でも敏感に激しく反応するマイクロシャッドテールレッグは、甲殻類の逃走時に発生する腹脚の波動をイミテートしています。
デザインのリアルさ以上に、複雑なブッシュに叩き込んでも絡みつきにくく、切れにくい最小限のカーリー髭、カバーの濃さに応じて上下面ともにフックポイントを二重にガードするイボ状突起など、カスミクローは全てのパーツが意味を持つ、超実戦仕様クローワームです。
小さいながらもアピール力抜群の大爪は、その前方重心から3.5g以下のウルトラライトテキサスでも圧倒的なキャスタビリティーを発揮してくれます。
またフットボールジグとの相性は抜群で、一口サイズでスピーディーにフォールし、喰い渋ったバスのリアクションバイトを誘発します。スモールジグにもベストマッチ!!
「前にならえ」型ハサミ
ハサミはパワーホッグ伝統の「前にならえ」型ハサミ、「縦付け」方式を継承。横や斜めから見た時に静止存在感が強調されている。静止状態では違和感のないシルエット。
マイクロシャッドテールレッグ
腹脚(小さな脚)の先はシャッドテール形状になっており、僅かな水流や動きにも敏感に反応。 エビが逃げるときに発生するようなワサワサとした脚の波動を再現。移動距離が短くてもシャッドテールが水を受けて良く動く設計。
フックポイントを守る甲羅のイボイボ
背中のイボイボはフックポイントをガードする機能を持つ。 フックポイントをボディに皮一枚で埋め込むが、万一フックポイントが破れて出てしまってもイボイボがフックポイントをガード。通常の凹型のスリットではなく、凸型のイボの狭間でフックポイントをガードします。
フックを裏刺しでヘビーカバー対応に
ヘビーカバーやブッシュ、レイダウンなどでは腹側にフックを抜く裏刺しが有効。 仮にフックポイントがボディから抜け出ても、スパイクベリーがフックポイントをカバーする2段ガードシステム。 もちろんフッキング性能は抜群。
良く動くヒゲと、動き過ぎないハサミ
スイム時、フォール時に「ニセモノ」と見破られる動きの要素を極力排除。 ハサミは少しの水流では動かない。ヒゲの一部と小さな脚だけが高速微振動で動き続ける。 本物のザリガニにありがちな動きを再現。
水流を通す、独自設計のスパイクベリー
腹部に大きなスパイク突起を装着した事で、ワームがボトムに貼りつかず、下からの水流を受けるスペースを確保。 特にラバージグに装着した時には重要なボトムとの隙間となる。 またリングワームのリブ効果のように、バスのロングバイトを可能とする。
カスミクロー3"推奨セッティング
基本的な使い方は、霞水系の5gテキサスでの超シャローカバースローフォール&ステイを意識したセッティングだ。
関東の浅く濁った霞フィールドでは、メイン5gのテキサスリグが非常に効果的で、実に綺麗に、まるでシンカーと一体化するかのようにカスミクローはデザインされている。
- シンカー:5g(霞水系)、10g(関西水系)
- フック:ガマカツ321・2/0(あくまでも標準として)
- ライン:霞水系なら10から14LBのフロロ、関西水系では個人的に14から18LB
これはカバーの奥行きの厚さと、その下の水深の違いからである。 関西水系は複雑な雑木林系カバーが多く、急深な場所や流れのある場所も多いからで、接触が多いカバーほど、逆に重いシンカーでそっとずり落とすように入れ込んでいくケースが多いからである。
セッティングのポイントは、フックアイをワームの尻に埋めるように針を刺す事。
製品特徴
- 抜群の静止存在感により、ポーズ中にも多くのバイトが発生
- 動きすぎないハサミと、高速微振動し続ける腹脚とヒゲ
- 僅かな水流や動きに敏感なスモールシャッドテールレッグ(腹脚)
- フックポイントを守る逆スリット上のイボ
- 前方重心設定による、抜群のキャスタビリティ
- 着底時に(腹脚と髭とは時間差で)ポワンと開くハサミ
- 腹部の突起が、ボトムへの貼りつきを防止し、水流を通します
- フック裏刺しでヘビーカバー対応に(フックポイント2段ガードシステム)
- バスがくわえる時間が、ニオイなしに比べて18倍長くなる味とニオイ付き